2005年07月31日

番組ガイド:「探偵ストレンジ」

Strange Report000.jpg Strange Report002.jpg Strange Report003.jpg

「探偵ストレンジ」 Strange Report は、1968年にITCと「0011/ナポレオン・ソロ」のアリーナプロが共同で制作した60分の探偵ドラマで日本ではNHKから放映された。犯罪学者であるアダム・ストレンジ(アンソニー・クエール)はロンドン警視庁も当惑する難事件を捜査する。複雑化した犯罪を解決するため高度な科学的捜査法を使用し、黒のロンドンタクシーで犯行現場へ赴く。彼の仕事をサポートするのは大英博物館研究員でオートバイ好きの青年ハム・ギント(カズ・ギャラス)とモデルのイブリン(アネック・ウィル)で3人がチームワークで事件を解決していく。映画『ナバロンの要塞』「悪魔の手ざわり」のアンソニー・クエールを主役に迎えた本シリーズはテレビドラマでは当時は珍しい鑑識科学からアプローチしており、死体からアプローチする「Dr.刑事クインシー」と並ぶ科学捜査ものである。制作から30年以上経過しており「CSI:科学捜査班」を見慣れた目にはストレンジの捜査法は地味で古臭く感じるもしれないが、温厚ながら事件の核心を鋭く突くストレンジの推理力,変人だが優秀な分析能力を持つハム,情報収集にあたるイブリンのトリオによる捜査はミステリとしても十分に楽しめる。

Strange Report101.jpg Strange Report102.jpg Strange Report103.jpg

CAST:
アダム・ストレンジ(アントニー・クエール):永井智雄 →事件記者
ハム・ギント(カズ・ギャラス):ささきいさお
イブリン・マクリーン(アネック・ウィル):池田和歌子

DVD&ビデオ情報:

「Strange Report」[1968] (イギリス盤DVD)
この記事へのコメント
 地元では、サンテレビで何度も放送されていました。
 オープニングで、「私の事件簿にはこう記されている」
に続き、その回の事件の概要を説明するナレーションが印象的でした。
 アンソニー・クエールといえば、涙無しでは見られない映画「天使の詩」や「ナバロンの要塞」「アラビアのロレンス」などにも出演された名優、そして、吹き替えの永井智雄さんは、NHKのドラマ「事件記者」に出演された方でしたが、お二方ともすでにお亡くなりになられました。
 ところで、同じITC制作の「サンダーバード」「謎の円盤UFO」などはDVD化されているのに、この「探偵ストレンジ」がDVD化されていないのは大いに不安です。やはり、派手目の作品が優先され、地味な探偵者は敬遠されるようですが、こうした作品こそDVD化してもらいたいものです。
Posted by クエール at 2004年08月03日 21:55
 地元では、サンテレビで何度も放送されていました。
 オープニングで、「私の事件簿にはこう記されている」
に続き、その回の事件の概要を説明するナレーションが印象的でした。
 アンソニー・クエールといえば、涙無しでは見られない映画「天使の詩」や「ナバロンの要塞」「アラビアのロレンス」などにも出演された名優、そして、吹き替えの永井智雄さんは、NHKのドラマ「事件記者」に出演された方でしたが、お二方ともすでにお亡くなりになられました。
 ところで、同じITC制作の「サンダーバード」「謎の円盤UFO」などはDVD化されているのに、この「探偵ストレンジ」がDVD化されていないのは大いに不満です。やはり、派手目の作品が優先され、地味な探偵者は敬遠されるようですが、こうした作品こそDVD化してもらいたいものです。
Posted by クエール at 2004年08月03日 21:57
ストレンジ好きの皆さん。DVDが出ましたよ
ロンドンに申し込んだのでまもなく着くと思います。
わくわく。
Posted by ストレンジファン at 2004年09月03日 03:10
はじめまして。この番組を見たのは小学生でしたね。
NHKの土曜日夜10時放映でしたか・・。「ああ明日は休みかあ・・。」と子供心にほっとしながら週末のひと時を楽しんでいた頃でした。ストーリもわくわくして見てたような・・。実験室で助手のハム氏がトーストを黒こげに焼きながら「トーストは炭素になる寸前が美味しいらしい・・。」とか言ってたのが印象にあるくらいですかね。音楽も良かったし・・エンディングの配役を流すタイトルの抽象画が好きでした。(変かな??)オレンジ色の大地に青い空・・雲が4つ並んでいて・・追う者と追われる者が2人・・。奇妙ながら魅せられた絵でした。大人になってから探したりしてみたんですがね・・。どうも失礼しました。
Posted by ケンケン at 2004年09月12日 23:26
NHKの土曜日夜の放送は、タイムトンネル、プリズナーNo.6、探偵ストレンジ、弁護士ジャッドと名作が立て続けに放送されてましたね。
ただし当時は自分専用のテレビなんて無かったし、子どもだったから見るのに苦労してました。
新婚旅行でロンドンに行ったとき、プリズナーやストレンジで見た画面と同じ風景を目の当たりにして、一人で興奮してました。ちなみにガキのくせにアネック・ウィルが大好きだったのは、女房に内緒です。
Posted by CB350セニア at 2018年02月12日 12:09
主人公は、犯罪学者でしたね。番組の冒頭に「私の事件簿にはこう書かれている・・・」とその回の事件のさわり(要点)が語られのが楽しみでした。
ストレンジの愛車は、黒いロンドンタクシー用のクルマで、屋根の位置が高くて乗り降りし安そうで好きでした。
ハムとイブリンは、付き合っているのかどうか分からなくて、でもそのつかず離れずの関係がよくて、妻ともそんな感じでいます。ハムはアメリカから医師の修業にロンドンに来ているのに、なかなか親を困らせる息子で、イブリンはモデルですが、油絵も上手な多才でかわいい役所でしたね。
すごく懐かしいなぁ。
Posted by マトド at 2019年08月11日 10:24
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。