2005年03月17日

番組ガイド:「秘密指令」「タイトロープ」

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「秘密指令」「タイトロープ」Tightrope は1959〜60年にCBSから放映され、日本では1960年に「秘密指令」、途中から「タイトロープ」の題名で放映されている。"タイトロープ"とは綱渡りの綱のこと。ニック・ストーン(マイク・コナーズ)はアメリカ各地の犯罪組織を撲滅するために派遣された潜入捜査官であり、一歩誤れば命を失う危険な職業であることからタイトロープマンと呼ばれている。住所も不定で電話の指令で動き、彼の正体は警察も知らない。流れ者として酒場やビリヤード場に現れ、組織の子分を相手に腕っぷしを見せ、ボスの目をひいては仲間に入る。土壇場で正体がばれた時は、囮の拳銃をわざと見つけさせて敵を油断させ、背中に隠し持った小型拳銃で危機をすり抜ける。後年の「マニックス」で主人公のホルスターが背中にあるのは「タイトロープ」の名残りである。犯罪の証拠をつかむと警察に通報し、警官隊が包囲する間際に姿を消す。このシーンでは"騒ぎにまみれて裏口から抜け出した者がいた、私である"といったモノローグが入り夜の街に消えていくニックの後姿で終わる。30分番組ではあるが適度なサスペンスとアクションが盛り込まれており面白かった。吹き替えは田口計が担当してお、マイク・コナーズのハードとソフトがミックスされた演技と同調してまさに適役であった。ちなみに「マニックス」は納谷悟朗でしたが、第2シーズン「鬼探偵マニックス」以降は再び田口計がマイク・コナーズを担当されている。「タイトロープ」は人気があり、マイク・コナーズは番組スポンサーだったキャノンの8ミリカメラのCMに出演している。未見ではあるが背中のホルスターから拳銃ではなく8ミリカメラを出すらしい。

CAST:
ニック・ストーン(マイク・コナーズ):田口計
posted by Rambaldi at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組ガイド:捜査官 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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