2005年01月07日

番組ガイド:「壮烈!第七騎兵隊」

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「壮烈!第七騎兵隊」The Legend of Custer は1967年にABCで放映され、日本では1970年にフジテレビ系で放映されました。エロール・フリンの『壮烈第七騎兵隊』They Died With Their Boots On などでおなじみのカンザス第七騎兵隊のカスター将軍とスー族の戦いを描いた60分のウェスタンドラマである。1870年代のカンサスを舞台にジョージ・アームストロング・カスター大佐(ウェイン・マウンダ―)は指揮下にある第七騎兵隊を再編し、最強の部隊にするべく、ならず者や札付き隊員を集めていた。上司であるテリー将軍はカスターのやり方に反目するが彼は次々と手だてをうち出してくる。インディアンとの戦いが激しさを増す中で、偵察隊員ミラー(スリム・ピッケンズ)たちとの触れ合いや宿敵スー族のクレイジー・ホース(マイケル・ダンテ)との奇妙な友情をアクション満載で描いており、戦闘シーンの過激さから暴力番組に指定され、リトルビッグホーンの戦いまで持たず1シーズン(全17話)で製作中止となっている。いくつかのエピソードを再編集した映画『猛将カスター』The Legend of Custer が大都市のみで公開されました。アメリカではこの The Legend of Custer と Crazy Horse and Custer の2本のビデオソフトが発売されていますが日本では未発売です。

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オープニングタイトルは突撃ラッパが鳴り、第七騎兵隊の隊歌に変わっていきます。第七騎兵隊の隊歌はアイルランド民謡 garryowen をカスター将軍が第七騎兵隊の隊歌として採用したもので別名 We may roam through this world とも呼ばれています。番組テーマ曲とアイルランド民謡 garryowen の2曲を聴き比べてみてください。ウェイン・マウンダーはカスターに似ているということで抜擢となり、若くて長髪、髭を生やしたカスター像は女性ファンに人気があり、この後「対決!ランサー牧場」「特捜追跡班チェイス」に出演しました。

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CAST:
ジョージ・A・カスター(ウェイン・マウンダー):天田俊明
偵察隊員ミラー(スリム・ピッケンズ)
バスタード軍曹(ピーター・パルマー):羽佐間道夫
クレイジー・ホース(マイケル・ダンテ):大塚周夫
テリー将軍(ロバート・F・サイモン)

ビデオ&DVD情報:
  (アメリカ版VHS)

※アメリカ版VHSの中古ビデオは amazon.co.jp リンクでは品切れと出てしまいますが amazon.com リンクでは入手が可能になっています。
posted by Rambaldi at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組ガイド:西部劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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