2005年03月13日

番組ガイド:「ネーム・オブ・ザ・ゲーム」

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「ネーム・オブ・ザ・ゲーム」The Name of The Game は1968年〜1971年までNBCで放映された90分の記者ドラマである。日本ではフジテレビの深夜枠で劇場映画扱いで放映されたため内容のわりに知名度が低い。NBCワールドプレミアで放映された「死んだ女の住所録」Fame of The Name of The Game がパイロット版TVムービーにあたる。やがて盛んになっていく「刑事コロンボ」「警部マクロード」などTVムービー・シリーズの先駆的番組でもある。犯罪誌や風俗誌など時局出版の大手、ハワード出版のCEOや編集長や記者が様々な事件に取り組んでいく物語である。CEOのグレン・ハワードはやり手の実業家で政財界とのパイプもあるため亡命,暗殺,クーデターといった国際的な事件に関わっていく。ダン・ファレルは元FBI捜査官で犯罪誌"クライムマガジン"の編集長、犯罪組織や冤罪事件の内幕を追求していく。ジェフ・ディロンは風俗誌"ピープルマガジン"の記者で芸能がらみや風俗事件に犯罪の匂いを嗅ぎ付けていく。ペギー・マックスウェルはハワード出版の大株主の娘で主にディロンの助手をしているがハワードやファレルの事件に首を突っ込んでいることも多い。ペギーのキャラクターがすばらしく3人とからむシーンは楽しめる。基本的に3人が一緒に登場するエピソードはないが、ファレルがハワードに頼みごとしたり、ディロンを心配したハワードがやってくるというシーンはあった。三者三様の物語が展開するので今回は誰かなというのも楽しみであった。個人的にはディロン編がお気に入りではあるが、ファレル編のラストでは物語のキーになった人物(当然ゲストスター)の顔が"クライムマガジン"の表紙となる洒落たエンディングになっていた。この番組にオープニングタイトルはないが、ハワード編の第1話[乗っ取り]は冒頭からテーマ曲が流れて物語に入っていき、ハワード出版が大富豪に買収されるM&Aを描いた経済サスペンスものになっており保存版エピソードといえる。

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「バークにまかせろ」のジーン・バリー、「アンタッチャブル」のロバート・スタック、「プローブ捜査指令」のトニー・フランシオサという豪華なキャストに「署長マクミラン」のスーザン・セイント・ジェームスも加わったスケールの大きい番組である。日本語吹き替え版も同じで若山弦蔵氏、矢島正明氏、広川太一郎氏らベテラン勢の適役適任で100%満足なドラマとなっている。豪華なゲストスターも話題になったアン・バクスター、シャルル・ボワイエ、ジョゼフ・コットン、ブロデリック・クロフォード、ホセ・フェラー、ヴァン・ジョンソン、ジャネット・リー、アイダ・ルピノ、ケビン・マッカーシー、レイ・ミランド、ミッキー・ルーニー、バリー・サリヴァン、ブラッドフォード・ディルマン、ダレン・マクギャビンなど。リズミカルなテーマ曲はデイブ・グルーシンが担当している。

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CAST:
グレン・ハワード=ハワード出版CEO(ジーン・バリー):若山弦蔵
アンディ・ヒル=秘書(クリフ・ポッター):田中信夫
ロス・クレイグ(マーク・ミラー)

ダン・ファレル=クライムマガジン編集長(ロバート・スタック):矢島正明
ジョー・サンプル=助手(ベン・マーフィ):円谷文彦

ジェフ・ディロン=ピープルマガジン記者(トニー・フランシオサ):広川太一郎
ペギー・マックスウェル=助手(スーザン・セイント・ジェームス):小谷野美智子


この記事へのコメント
トニー・フランシオサが1月19日にロサンゼルスの病院で亡くなりました。
Posted by Rambaldi at 2006年01月22日 22:23
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