2004年06月07日

プレミアテレビ:「ダーク・シャドウズ」 Dark Shadows 


「Dark Shadows」は1968年にABCでスタートしたデイタイム(昼間)のドラマである。本来はメイン州の小さな漁村コリンスポットにある旧家コリンズ宅(コリンウッド)を舞台にしたゴシックロマンでしたが、裏番組のソープオペラに対抗できず視聴率も低迷していました。プロデューサーのダン・カーティスはデイタイムドラマにあるまじきテコ入れを行います。1775年の魔女アンジェリクのコリンズ家に対する悪企みと呪いを1968年に出現させ、幽霊や吸血鬼や狼男やゾンビが徘徊し、魔術や呪いが横行する時間を超越した超自然スリラードラマに変貌させたのである。ベースがゴシックロマンであるため人間はもとより、吸血鬼のロマンスや狼男の苦悩といったソープオペラ要素も加わってデイタイムの話題を独占します。幽霊やモンスターが出てくるドラマは、ティーンエイジャーへも人気が拡大しコミックブックやキャラクターグッズが発売される人気番組となったのである。。


「Dark Shadows」はデイタイムドラマでは稀に見る好視聴率を獲得し、全米テレビドラマ史上に輝くホラー番組となります。ダン・カーティスは「Dark Shadows」の成功を受けてプライムタイムで「事件記者コルチャック」を制作するまでになります。「Dark Shadows」の人気を決定付けたのは175歳の吸血鬼でコリンズ家の先祖であるバーナバス・コリンズ(ジョナサン・フライド)でした。血と愛を渇望するロマンあふれるキャラは大変な評判を呼び2本の劇場映画「House of Dark Shadows」「Night of Dark Shadows」が制作されました。日本でも「House of Dark Shadows」が『血の唇』の邦題で劇場公開→テレビ放映(ゴールデン洋画劇場)→ビデオリリース(MGM=廃盤)されています。舞台は同じコリンズ家で出演者も同じですが、若干設定を変えた番外編になっています。「Dark Shadows」自体が知られていない日本では全く影響はなかった。
 ←映画ポスター  ←ビデオソフト
これだけの人気ドラマが日本で放映されなかったのはいろんな理由が考えられます。(1)フィルムでなくVTR撮りドラマである(2)エピソードが1225話もあって多すぎる(3)ゴシックロマン+オカルトの設定を視聴者が理解できるのか(4)ジョナサン・フライドは日本人に好かれるのか...など。
1991年にキャストを入れ替えたミニシリーズで復活した「Dark Shadows」は2004年9月にプライムタイムでリメイク版「Dark Shadows 2004」の放映が予定されています。パイロット版の撮影は終了しており、現在は編集段階であるが、放映局がWBネットワーク(番組を制作しているワーナーブラザース系列)になるか、他のネットワークになるかは5月末の時点では決定していない。「ER:緊急救命室」「サードウォッチ」のジョン・ウェルズが制作責任者になっておりワーナーブラザースTVとしても力が入っているようである。出演者は知らない名前が多いが「刑事ナッシュ・ブリッジス」や『Xメン-2』の美人女優ケリー・フーがジュリア・ホフマン博士役でレギュラー出演が決定している。
※CASTについてはレギュラー人物が多く割愛しました。


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