2006年07月11日

番組ガイド:「ザ・マジシャン」


Bill Bixby "The Magician" - Opening Credits (Pilot)


Bill Bixby "The Magician" Opening Credits #1


Bill Bixby "The Magician" - Opening Credits #2


Bill Bixby "The Magician" - Leopard Production



「ザ・マジシャン」The Magician は、1973年のパイロット版TVムービー「The Magician」からTVシリーズ化され、同年にNBCから放映され、日本では1974年にテレビ東京で放映された冒険アクションドラマである。主人公のトニー・ブレイク(ビル・ビクスビー)は、テレビや舞台で人気のあるマジシャンです。パイロットのジェリー(ジム・ワトキンス)が操縦する自家用機で各地を飛び回ります。飛行機には友人のコラムニスト=マックス・ポメロイ(ケーン・カーチス)や車椅子に乗った彼の息子デニス(トッド・クレスピ)も乗り込んでいます。ブレイクには、かつて南アメリカでスパイ活動のかどで誤って投獄された経験があり、これが動機となって救いを求めている人々を支援するようになりました。犯罪を解決するマジシャンといえば、ミステリではクレイトン・ロースンが創造した"グレート・マーリエ"が有名ですが、TVドラマではトニー・ブレイクが初めてでした。危機に瀕した時、ブレイクは銃や拳などは使わず現代のマジック技術を使用して切り抜けます。悪漢の目前に鳩を出したり、トランプで目つぶし、火炎煙玉で威嚇します。残念ながら袖口から虎が出てきたりはしませんけど。彼に手錠や縄は無意味です(縄抜け曲芸師ですから)、相手から財布や銃を奪うのも簡単です(手品師ですから)。マジックを犯罪解決に役立て、多くの人を救うのが彼の願いです。テコ入れで第1シーズン後半からブレイクはマジックキャッスルをベースに活動するようになり、マジックキャッスルのマネージャー=ドミニク(ジョセフ・シローラ)が新たに登場します。ゲストとしてウィリアム・シャトナー,マーク・ハミル,エリック・ブレーデン,ジョセフ・キャンパネラ,キャロル・リンレー,ジェシカ・ウォルターらが出演しています。
  ←マーク・ウィルソン
この番組の見どころは、いつどんなマジックが登場するかというあたりですが、番組に登場するマジックは世界的マジシャンのマーク・ウィルソンが指導しており、マークと息子のグレッグも本人役で出演しています。空中浮遊美女切断といったマジックも指導をうけたビル・ビクスビー自身が行っています。番組は1シーズンで終了していますが、"マジシャン・タレント"として有名になったビル・ビクスビーは、マジックのスペシャル番組の司会者としても引っ張りだこになります。
CAST:
トニー・ブレイク(ビル・ビクスビー):矢島正明
マックス・ポメロイ(ケーン・カーチス)
デニス・ポメロイ(トッド・クレスピ):安原義人
ジェリー(ジム・ワトキンス)
ドミニク(ジョセフ・シローラ)
この記事へのコメント
パイロット版OPにマジックシーンまで・・・YouTubeが動画の宝箱と言われる意味がわかります
Posted by 松旭斎天才 at 2006年07月11日 20:54
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