2004年06月25日

番組ガイド:「ターザン」


ターザンは、[類猿人ターザン]にはじまるエドガー・ライス・バローズの小説の主人公で、英国の貴族グレイストーク卿の遺児であったが、アフリカのジャングルに取り残され類人猿に育てられた野生のヒーローである。1918年の映画『ターザン』以来、数多くのターザン映画が制作され、何人ものターザン役者がいる。元オリンピック選手だったジョニー・ワイズミュラーによる『類猿人ターザン』などの連作は今も人気がある。ワイズミュラー作品でおなじみのターザンの雄叫び「ア〜アアアアアア〜」は、豹の鳴き声など10数種の音源をミックスしてMGM映画特殊効果部が作り上げたものである。(ゴジラも似たようなもんです)今回の「ターザン」は、1967年にNBCで放映され、日本では1967年にテレビ朝日系で放映されている。15代目ターザン役のロン・エリーの逞しい風貌と新しい個性、さらにメキシコシティー周辺でのロケ撮影と象,ライオン,チンパンジーなどの動物を実際のジャングルや原野に放って撮影した映像が見ものだった。新ターザンは、正規の教育を受けた文明人ではあるが、自由を愛しジャングル生活をおくっており、自動車や無線機や銃も扱える"モダン・ターザン"である。彼は小さな村の人々と親しくして文明社会との橋渡し役をつとめ、孤児のジャイと共に暮らしている。したがってジェーンはドラマには登場しない。この平和なジャングルを侵略し、破壊しようとする者たちにターザンの怒りが爆発する時、雄叫びがジャングルに木霊すのである。ターザン役者が雄叫び出来ない場合には"MGM映画特殊効果部による雄叫び"が使用されるという。ロン・エリーは雄叫びが出来なかったので、ワイズミュラーと同じ雄叫びを上げているのである。(笑)『ターザンと黄金の谷』など4作撮ってきた14代目のマイク・ヘンリーがチンパンジーに噛まれて、役を降りてしまい、ロン・エリーに15代目ターザン役がまわってきたといういきさつがある。この制作会社は劇場映画とTVシリーズを同時期に撮影しており、ロン・エリーにも2本のターザン映画がある。

CAST:
ターザン(ロン・エリー):小林修
ジャイ(マヌエル・パディラ・JR)「 ト リ ビ ア の 泉 」
ショーン・コネリーは007映画で有名であるがターザン映画に出演したことがある!

実際に調べてみた:『ターザンの決闘』1959年 ターザン役=ゴードン・スコット、悪人=アンソニー・クエイル,ショーン・コネリー他 コネリー氏は出てきて10分くらいで矢が刺さり死んじゃうそうです...『007/ドクター・ノオ』は4年後。


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