2005年05月01日

番外編:「黄金のスパイ作戦」と「コミッサーX」

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60年代後半にフジテレビのゴールデンタイムで放映された二人の主人公が活躍する90分のスパイドラマについての質問が多かったので今回は番外編として紹介します。1969年にフジテレビ系でスパイアクション映画を放映する「黄金のスパイ作戦」という90分の番組枠がありました。ヨーロッパを中心に数多く制作されたスパイアクション映画から劇場未公開作品を放映していました。ジョージ・ネイダー主演『逆スパイは金髪がお好き』レイ・ダントン『諜報大戦略』フレデリック・スタフォード主演『ベイルートより愛をこめて』トーマス・アルダー主演『虎の目ン玉つかみ出せ!』ヨアヒム・フックスベルゲル主演『美女もイチコロ凄い奴』リチャード・ワイラー主演『水爆・女・ダイヤモンド』などがラインナップされていました。はじめの3人の俳優はともかく、後の3人はランバルディも全然知らない俳優で、作品もB級アクション映画がほとんどでした。

「黄金のスパイ作戦」の中で本数も多く内容も面白かったのがトニー・ケンドールとブラッド・ハリスが主演した西ドイツ映画「コミッサーX」シリーズである。あのペリーローダンよりも前から西ドイツの Pabel Moewig Verlag の週刊ヘフト・シリーズとして刊行されている有名なミステリシリーズの映画化でした。"コミッサーX"と呼ばれるプレイボーイの私立探偵ジョー・ルイス・ウォーカーと国際警察のトニー・ローランド警部が協力して細菌兵器やレーザー兵器をめぐって国際陰謀団に立ち向かっていく物語。西ドイツとイタリアやフランスなどの合作映画として全7作が制作され、世界各地でロケ撮影が行われました。したがって「コミッサーX」は海外ドラマではなく007と同じく劇場映画のシリーズです。「黄金のスパイ作戦」のスタートに先立ちフジテレビの系列局では第1回放映分『キス・キス・キル・キル』の一般試写会を催しました。ウォーカー役はスペインの二枚目俳優トニー・ケンドール、ローランド役はブラッド・ハリスが演じています。放映時の問題点としてウォーカー役の声優が固定しなかったことがあげられる。『キス・キス・キル・キル』の長門裕之→矢島正明→納谷悟朗→柳沢真一といった具合である。フジテレビでは作品の内容に合わせて声優のキャスティングを工夫したとのことだったが・・・

作品リスト:
1.『キス・キス・キル・キル』 Kommissar X - Jagd auf Unbekannt
2.『細菌弾をぶっ飛ばせ』 Kommissar X - Drei gelbe Katzen
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3.『レーザー・ガン奪取計画』 Kommissar X - In den Klauen des goldenen Drachen
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4.『トルコの肝っ玉野郎』 Kommissar X - Drei grune Hunde
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5.『エメラルドの牙』 Kommissar X - Drei blaue Panther
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6.『怪情報・メコンの蛇』 Kommissar X - Drei goldene Schlangen
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7. Kommissar X - jagt die roten Tiger は残念ながら未放映

CAST:
ジョー・ルイス・ウォーカー(トニー・ケンドール):長門裕之・矢島正明・納谷悟朗・柳沢真一・?
トニー・ローランド(ブラッド・ハリス):久松保夫

DVD&ビデオ情報:
MoviesUnlimitedでアメリカ版VHSが購入可能


posted by Rambaldi at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組ガイド:スパイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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