2005年06月18日

番組ガイド:「ミセス・コロンボ」「ミス・ケイトの冒険」

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「刑事コロンボ」において姿は見せないが存在感抜群のキャラクター="うちのカミさん"こと
Mrs.Columbo を主人公にしたTVシリーズを作ろうと考えたのは当時NBCの社長だったフレッド・シルバーマンである。Mrs.Columbo というキャラクターの使用権がスタジオ側(ユニバーサルTV)ではなくTV局側(NBC)にあったためで、リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンクら制作スタッフは猛烈に反対したが聞き入られず、これが後年「新・刑事コロンボ」の制作がNBCからABCに移るきっかけになった。したがって「刑事コロンボ」のスピンオフ番組という表現はTV局的にはYESでも、スタジオ的にはNOなのである。ピーター・フォーク自身もこのTVシリーズについては It was a bad idea. It was disgraceful. とコメントしている。

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1979年2月にパイロット版TVムービー「Word Game」、3月に60分のミステリドラマ「ミセス・コロンボ」 Mrs.Columbo がスタートした。ミセス・コロンボは、刑事の夫と娘のジェニーと3人暮らしで、地元新聞社で記者のアルバイトをしているワーキングマザーで身辺で起きるミステリを解決していく設定である。コロンボ夫人のドラマということで話題性は十分だったが、視聴率的にはふるわなかった。しかもユニバーサルTVが「Mrs.Columbo」はコロンボ夫人と同一人物ではないとの否定コメントを発表したため、NBCはタイトル変更せざるを得なくなった。第1シーズンは4エピソードしかないのにタイトルが Mrs.Columbo → Kate Columbo → Kate The Detective と目まぐるしく変わったのである。 さらに1979年10月の第2シーズンからは Kate Loves A Mystery となってしまう。第2シーズンでは刑事の夫と離婚し、ジェニーと二人暮らしになったケイトが、地元新聞社で正社員の記者となり、警察のバリック巡査部長の協力を得て事件を解決していく設定に変わった。ミステリドラマとしても水準以下であり、離婚することでコロンボと関わりがなくなった番組を存続させる必要があったのかどうか、第2シーズンは7エピソードでキャンセルされた。日本では1981年にNHKから第1シーズンが「ミセス・コロンボ」、第2シーズンが「ミス・ケイトの冒険」のタイトルで放映されている。ケイト役を「スタートレック・ヴォイジャー」のケート・マルグルー、アルデン編集長役を「女諜報員フォックスファイアー」のヘンリー・ジョーンズ、バリック巡査部長役を「探偵マイク・ハマー」のドン・ストラウドが演じている。ケイト役の吹替は「刑事コロンボ/秒読みの殺人」で犯人役トリッシュ・バン・デバー、「宮廷女官チャングムの誓い」でチョン最高尚宮をアテている寺田路恵である。

CAST:
ミセス・コロンボ→ミス・ケイト(ケート・マルグルー):寺田路恵
ジェニー・コロンボ(リリー・ヘイドン)
ジョッシュ・アルデン編集長(ヘンリー・ジョーンズ)

バリック巡査部長(ドン・ストラウド)

書籍情報:
「ミセス・コロンボ1/殺人ネットワーク」
「ミセス・コロンボ2/殺し屋の声がきこえる」
「ミセス・コロンボ3/殺しの夜は雨…」
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