2005年08月07日

番組ガイド:「シャイアン」

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「シャイアン」Cheyenne の主人公シャイアン・ボディは、映画『平原児』に登場する人物であるが、TVシリーズ用にキャラクター変更がなされ、「ダコタの男」の1エピソードがパイロットフィルムとなり、1955年からABCで放映され、日本では1960年にTBSから放映された60分のウェスタンドラマである。1860年代の西部辺境を舞台にシャイアン族の血をひく陸軍偵察隊員シャイアン・ボディが、鍛えた腕力と拳銃さばきで悪人を叩きのめしていく勧善懲悪ものである。シャイアン・ボディ役にはマッチョな体格だが端正な顔立ちのクリント・ウォーカーが抜擢され人気スターとなった。「シャイアン」は1955年〜63年まで放映されているが、元々「ワーナー・ブラザーズ・プレゼンツ」という60分番組を構成する一編としてスタートしており、他の番組と交互に放映されていた。「ワーナー・ブラザース・プレゼンツ」の構成番組は以下のとおり。

1955〜56年
 「キングス・ロー」「カサブランカ」「シャイアン」〜第1シーズン
1956〜57年
 「コンフリクト」「シャイアン」〜第2シーズン
1957〜58年
 「アリゾナ・トム」「シャイアン」〜第3シーズン
1958〜59年
 「アリゾナ・トム」「ブロンコ」
1959〜60年
 「アリゾナ・トム」「ブロンコ」「シャイアン」〜第4シーズン
1960〜61年
 「アリゾナ・トム」「ブロンコ」「シャイアン」〜第5シーズン
1961〜62年
 「ブロンコ」「シャイアン」〜第6シーズン
1962〜63年
 「シャイアン」〜第7シーズン

「キングス・ロー」は『嵐の青春』のTVドラマ化、「カサブランカ」は『カサブランカ』のTVドラマ化、「コンフリクト」はサスペンス中心のアンソロジードラマでいずれも1959年にNHKから放映された。TVウェスタンの人気から「シャイアン」「アリゾナ・トム」のウェスタンドラマ2本立となった。「アリゾナ・トム」はウィル・ハッチンス演じる一見軟弱な弁護士志望の青年が腕力と早撃ちが得意という意外性を狙った設定でNHKから放映された。ワーナーの契約俳優だったクリント・ウォーカーは、第3シーズン撮影後にTVばかりで映画の仕事が来ないと番組降板をほのめかして撮影拒否に入ったため、ワーナー側は新人俳優タイ・ハーデン主演の「ブロンコ」をスタートさせた。「ブロンコ」は元南軍将校が正義のために無法者と戦う物語でTBSから放映された。「ワーナー・ブラザース・プレゼンツ」は「アリゾナ・トム」「ブロンコ」の2本立となった。翌シーズンになって、ワーナー側とウォーカー側の交渉がまとまったことで「シャイアン」の第4シーズンがスタートして3本立となった。「アリゾナ・トム」が終了したため「ブロンコ」「シャイアン」の2本立となった。「ワーナー・ブラザース・プレゼンツ」の最終シーズンは「シャイアン」の第7シーズンのみが放映された。

当時のワーナーのTVウェスタンでは各番組の出演者が互いの番組にゲスト出演するクロスオーバーが盛んであった。「シャイアン」第5シーズンの[Duel at Judas Basin]には「アリゾナ・トム」のウィル・ハッチンスと「ブロンコ」のタイ・ハーデンが登場した。日本では「シャイアン」と「ブロンコ」は別々に放映していたが、「シャイアン」の第4シーズン以降は「ブロンコ・シャイアン」のタイトルで交互放映となった。「シャイアン」は、人気が高くTVシリーズを再編集した6本の劇場版(『列車大襲撃』『拳銃渡世』『やくざ者』『烙印の裁き』『最後の決断』『孤独の拳銃』)が公開されている。

CAST:
シャイアン・ボディ(クリント・ウォーカー):塩見竜介

DVD&ビデオ情報:

Cheyenne (アメリカ盤DVD)


posted by Rambaldi at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組ガイド:西部劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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