2006年08月22日

番組ガイド:「VEGA$ベガス」「ベガスU 私立探偵ダン・タナー」


Vega$ TV intro (1978)

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「VEGA$ベガス」VEGA$ は、1978年9月から1981年6月までABCで3シーズン放映された60分の探偵アクションドラマである。日本では1979年2月に日本テレビから放映され、第2シーズンは「ベガスU 私立探偵ダン・タナー」とタイトル変更された。

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ギャンブルとエンターテイメントの街ラスベガスを舞台にヴィンテージなスポーツカーに乗るハンサムでタフな私立探偵ダン・タナーが、カーチェイスや格闘など身体を張ったアクションで事件を解決する。事務所兼住居は倉庫を改装したもので子持ちの秘書ビア・トリス、コミカルな助手バンザーや美人助手アンジーらがタナーをサポートし、富豪でカジノ経営者フィリップ・ロスがバックアップしてくれる。アーロン・スペリングが制作しており、実名で登場するモハメッド・アリやディーン・マーチン、その他ローン・グリーン、ロバート・ロジア、ロバート・リード、シーザー・ロメロ、ローズマリー・フォーサイスら有名スターがゲスト出演している。主演のロバート・ユーリックは「特別狙撃隊SWAT」につぐレギュラーシリーズでこの後も「Gavilan」「私立探偵スペンサー」「The Lazarus Man」「The Love Boat: The Next Wave」に主演している。

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CAST:
「VEGA$ベガス」
ダン・タナー(ロバート・ユーリック):潮哲也 →怪傑ライオン丸
ビア・トリス(フィリス・デイビス):弥永和子
ボビー・ビンザー(バート・ブレバーマン):中尾隆聖
アンジー・ターナー(ジュディ・ランダース)
ベラ・アーチャー巡査部長(ナオミ・スティーブンス)
チーフ・ハーロン・トゥ・リーフ(ウィル・サンプソン)
フィリップ・ロス(トニー・カーチス)広川太一郎

「ベガスU 私立探偵ダン・タナー」
ダン・タナー(ロバート・ユーリック):南条弘二 →続・愛と誠
ビア・トリス(フィリス・デイビス):弥永和子
デイブ・ネルソン警部補(グレッグ・モリス):田中信夫
フィリップ・ロス(トニー・カーチス)広川太一郎

2006年07月10日

番組ガイド:「サンセット77」


'77 sunset strip

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「サンセット77」77 Sunset Strip は、1958年にABCから放映され、日本では1960年にTBSから放映された60分の探偵アクションドラマでいわゆる<ワーナー探偵4部作>のひとつである。元OSS情報将校だったダンディなスチュワートベイリーと政府の潜入捜査官だった二枚目のジェフ・スペンサーの二人の私立探偵がハリウッドのサンセットストリップ77番地に開いた探偵事務所を舞台に犯罪に立ち向かっていく物語である。場所柄から芸能界がらみの依頼も多く"ピンキーサスペンス"という宣伝文句とおり、当時としてはちょっとセクシーな場面(脚線美とか水着姿)も見られた。秘書兼電話交換手のスザンヌや競馬評論家で陽気なロスコー、事務所の隣にあるレストラン"ディノのロッジ"のサブマネージャーのヘイルやいつもクシで髪をとかしている"ディノのロッジ"の駐車場係のクーキーらの仲間たちが調査に協力したり巻き込まれたり、さらに<ワーナー探偵4部作>の「バーボン・ストリート」からレックスが加わってグループ探偵ものにもなっている。♪セブリセブン サンセット・ストリップ……で始まる番組主題歌も有名である。ベイリー役に「F.B.I.」のエフレム・ジンバリスト・JR、スペンサー役に「ミスター・ロバーツ」のロジャー・スミス、ランドルフ役に「バークレー牧場」「ぼくらのナニー」のリチャード・ロングが扮している。

CAST:
スチュワートベイリー(エフレム・ジンバリスト・JR):臼井正明→黒沢良
ジェフ・スペンサー(ロジャー・スミス):園井啓介
クーキー(エド・バーンズ):高山栄
ロスコー(ルイズ・クイン):島宇志夫
レックス・ランドルフ(リチャード・ロング):広川太一郎
スザンヌ・ファブレイ(ジャクリーヌ・ピア):丹羽たかね
J・R・ヘイル(ロバート・ローガン)
ハリウッド署ギルモア刑事(バイロン・キース)

DVD&ビデオ情報:
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「サンセット77」第1集(5巻組)吹替版一部字幕
1.[名前のない女/暗殺計画]
2.[六番目の男/偽証]
3.[蜜蜂の謎/美しき罠]
4.[ハワイの誘惑/拾った令嬢]
5.[恐怖の時間/スカートと宝石]
「サンセット77」第2集(5巻組)吹替版一部字幕
1.[謎の裸像/恐怖の家]
2.[女だけの館/ハワイの戦慄]
3.[沈黙の追跡/女は油断できない]
4.[暗殺者の影/ギャングの息子]
5.[独裁国からきた女 前編/独裁国からきた女 後編]
(国内版VHS)

2006年03月28日

番組ガイド:「夜のジョニー」

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「夜のジョニー」Johnny Midnight は、1959年にシンジケーション局で放映され、日本では1965年にテレビ朝日から放映された。ニューヨークのブロードウェイを舞台に演劇界に起きる事件を専門に追求していく元舞台俳優の私立探偵ジョニー・ミッドナイトの活躍を描いた30分探偵ドラマである。

CAST:
ジョニー・ミッドナイト(エドモンド・オブライエン)

2006年01月04日

番組ガイド:「ロックフォード氏の事件メモ」「ロックフォードの事件メモ」

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「ロックフォードの事件メモ」 The Rockford Files は、1974年にNBCから6シーズン放映された。日本では1975年にテレビ朝日の「SEIKOホームシアターS」枠で「ダンディ2・華麗な冒険」の後番組として登場し「華麗な探偵ピート&マック」「Dr.刑事クインシー」と交互に放映された。第1シーズンは「ロックフォード氏の事件メモ」の題名で放映され、第2シーズン以降と再放送では「ロックフォードの事件メモ」となっている。第1話として放映された[死体と結婚した女] The Rockford Files がパイロット版TVムービーにあたり「バイオニック・ジェミー」以前のリンゼー・ワグナーがゲスト出演している。制作はユニバーサルTVでクリエイターは「西部二人組」のロイ・ハギンズと「特攻野郎Aチーム」のスティーブン・J・キャネルの共同で、制作責任者はメタ・ローゼンバーグ。マイク・ポストによるテーマ曲はビルボードにランキングされる大ヒットとなった。バイオレンス描写が多いポリスアクションの最盛期であったが、この番組はユーモラスな登場人物と凝ったストーリー、それとカーアクションが特徴である。オープニングの留守番電話からしてギャグが炸裂していました。主人公ジム・ロックフォードは、映画『夕陽に立つ保安官』『地平線から来た男』でのすっとぼけたヒーロー、『大脱走』で演じた何でも調達する便利屋ヘンドリー、TV「マーベリック」の頭がきれて口が達者なギャンブラーといった過去のジェームズ・ガーナー出演作から最良のエッセンスを抽出したようなキャラクターである。ロックフォードは無実の罪で5年間サンクエンティン刑務所に入っていた過去がある。罪が晴れて出所した彼は、囚人たちと生活する中で体得した犯罪心理学や詐欺のテクニックなどを活用した探偵事務所を開業する。お金がないので事務所はロサンゼルスのマリブビーチにある自宅兼用のトレーラーハウスである。探偵料は1日200ドル+必要経費。第1シーズンのオープニングナレーションには私立探偵心得五カ条が登場しました。

私立探偵心得五カ条:
一つ[探偵は容姿端麗・眉目秀麗であってはならない]
二つ[探偵はセックスアピールがなくてはならない]
三つ[探偵はマイホームを持ってはならない]
四つ[探偵はマラソンが強くなくてはならない]
五つ[探偵は銀行預金があってはならない]

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c/o Rockford Private Detective Agency  (555-2368 [or 2867 or 9000])
The Paradise Cove Trailer Colony 2354 Pacific Coast Highway Los Angeles, CA

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自身の経験から警察が手を引いた事件を主にあつかうが、警察とは始終もめごとが起きる。彼は身分を偽装しての聞き込みが得意であり、名刺印刷機で作った数種類の名刺を使い分ける。一番多い偽名がジム・タガートである。カタイ会社には役所の臨時監査とか調査とかいって潜入する。口八丁といえば誘拐犯との交渉は爆笑であった。ロックフォードいわく"人は権力に弱い" 映画『グラン・プリ』に出演したカーレースが趣味のガーナーならではのカーアクションの数々。軽快なテンポのBGMが流れ、ロサンゼルスのダウンタウンをポンティアック・ファイアーバードが駆け抜ける。表通りから路地裏へゴミ缶や看板を蹴散らすカーチェイスも話題になりました。尾行を巻くテクニックもありました。"車を盗まれた"と尾行車のナンバーを警察に通報したり(当然パトカーに停められます)、必死で逃げ込んだと見せかけて誘導した先はポリスアカデミーとか...頭脳派プレイが笑えました。[マルタの鷹]以来、ハードボイルドの探偵はぶん殴られる事が多いですがロックフォードもよく殴られる探偵である。でも痛いのはいやだし銃は怖いから探偵のプライドもどこへやらである。

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石上三登志によればロックフォード親子は"ポパイの親子"がベースではないかとか。ジョゼフは元トラック運転手で頑固だが探偵業に協力してくれるやさしい親父である。弁護士のベスは頭がきれておまけに美人でジムも彼女には弱い。(ちょっとホの字です)刑務所時代のダチ公であるエンジェルはいつもロックフォードを振りまわし"災い"しか持ってこない詐欺師。(なぜか憎めない)マリブ警察の連中はロックフォードを嫌っており天敵と云うべき存在がチャップマン警部補である。唯一の味方であるベッカー刑事から情報収集のための接待(自販機のコーヒーなど)をしていると、目ざとく見つけて圧力をかけてくる。ところが、このチャップマン警部補が尊敬している探偵がいるのである。探偵の名前はランス・ホワイト、ハンサムでダンディで仕事ができて誰にも好かれるナイスガイである。ホワイトはチャップマン警部補の命の恩人とかで事件現場に通すは、捜査書類は見せるは、ロックフォードとは180度違う対応ぶりなのである。ロックフォードとしてはカチンとくるらしく、こいつが大嫌いでした。演じるのは「私立探偵マグナム」以前のトム・セレック、というより「私立探偵マグナム」のオリジナルにあたるのかもしれません。探偵と云えばもうひとり、青年の探偵リッチー・ブロッケルマンがいます。彼は「ロックフォードの事件メモ」のエピソードから日本では未放映のTVシリーズ「Richie Brockelman, Private Eye 」にスピンオフされました。二人の探偵は数回しか登場しませんでしたが印象深いキャラでした。シリーズの最後の方には元弁護士のジョン・クーパーがロックフォードの法律アドバイザー的な役回りで登場しました。ジェームズ・ガーナーは映画・TVに代表作を持つスターであり、本作は彼のチェロキープロとユニバーサルTVの共同制作である。ベス役のグレッチェン・コーベットは新進女優でTVムービー「キラー・ビー」などの出演作があります。エンジェル役のスチュアート・マーゴリンは「保安官ニコルス」に続いての共演で彼も俳優と監督の両方をするタイプで本作にも演出エピソードがある。「保安官ニコルス」で聴き慣れていた羽佐間道夫氏から名古屋章氏への変更はファンの間でも賛否両論であったが、あの軽妙な味は名古屋章氏ならではであろう。

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番組終了後の1994年から断続的に8本のリユニオン版の新作TVムービーが制作され一部がWOWOWとスターチャンネルから放映されています。

新作TVムービーリスト:
1.The Rockford Files: I Still Love L.A. (1994)
2.The Rockford Files: A Blessing In Disguise (1995)
3.The Rockford Files: If The Frame Fits... (1996)
4.The Rockford Files: Godfather Knows Best (1996)
5.「ロックフォードの事件メモ/帰ってきた名探偵」
The Rockford Files: Friends And Foul Play (1996)
6.「ロックフォードの事件メモ/運命の再会」
The Rockford Files: Crime And Punishment (1996)
7.The Rockford Files: Murder And Misdemeanors (1997)
8.「ロックフォードの事件メモ/間違えられた男」
The Rockford Files: If It Bleeds... It Leads (1999)

CAST:
ジム・ロックフォード(ジェームズ・ガーナー):名古屋章
ジョセフ・ロックフォード(ノア・ベーリー):槐柳二
ベス・ダベンポート(グレッチェン・コーベット):芝田清子
イブリン"エンジェル"マーチン(スチュアート・マーゴリン):寺島幹夫
デニス・ベッカー刑事(ジョー・サントス):→内海賢二
ダグ・チャップマン警部補(ジェームズ・ルイジ):仁内達之
ペギー・ベッカー(パット・フィンレー):矢野陽子
ジョン・クーパー(ボー・ホプキンス)

BOOK情報:

"This Is Jim Rockford...": The Rockford Files (Paperback)

Thirty Years of The Rockford Files : An Inside Look at America's Greatest Detective Series (Paperback)

DVD&ビデオ情報:
「ロックフォードの事件メモ 完全版(TV傑作選)」
[仮面の殺意 前篇/後篇](廃版)
[死体が罪を犯す時/愛と殺しの終章](廃版)
[幻の栄光を夢見た男/さよならの前に殺しを!](廃版)
(日本語吹替版VHS)

The Rockford Files - Season One(アメリカ盤DVD)

2005年10月02日

番組ガイド:「ディック・フランシス・ミステリー」

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競馬専門の探偵シド・ハレーが活躍する「ディック・フランシス・ミステリー」の他にも同題の番組が存在する。1989年にアメリカ・イギリス・カナダ・アイルランド・オーストラリアなどが共同で制作したTVムービー・シリーズ「ディック・フランシス・ミステリー」Dick Francis Mysteries で、日本では1990〜91年頃にBS−2から3夜連続で放映され、1991年にビデオリリースされている。英国中央競馬会の調査員デイヴィッド・クリーブランドが活躍するミステリドラマで、原作だとクリーブランドが登場するのは[暴走]であるが、ドラマでは[配当][追込][血統]の3作品をクリーブランドを主人公とした物語に脚色している。同一主人公の方が番組セールス面で有利であり、制作に関わった各国でロケ撮影せざるを得ない事情もあったようだ。[配当]では友人の死に絡んでアイルランドを舞台にした競馬予想プログラムのエピソード[追込]では贋作の絵画とヴィンテージワインを巡ってオーストラリアに赴くエピソード[血統]では行方不明の競馬馬を捜索するエピソードが展開する。デイヴィッド・クリーブランド役を『エージェント・コーディ』のイアン・マクシェーンが演じている。

CAST:
デイヴィッド・クリーブランド(イアン・マクシェーン)

DVD&ビデオ情報:
「ディック・フランシス・ミステリー・シリーズ 配当」(字幕版)
「ディック・フランシス・ミステリー・シリーズ 追込」(字幕版)
「ディック・フランシス・ミステリー・シリーズ 血統」(字幕版)
(国内版VHS)廃版

Dick Francis Mysteries: Twice Shy/Blood Sport/In the Frame [2 Discs] (REGION 1) (NTSC) (アメリカ盤DVD)

2005年09月22日

番組ガイド:「探偵24時リップタイド」

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「リップタイド探偵24時」 Riptide は、1984〜86年にNBCから放映された60分の探偵アクションドラマである。日本では80年代後半にローカル局を中心に放映されている。クルーザーRiptide号のオーナーで運動神経が抜群でアクションはまかせろのコディ・アレン、おんぼろのS−58Tヘリmimi号のオーナーパイロットでこちらも行動派のニック・ライダー、そしてMIT出身で電子工学と機械工学の天才で情報収集と科学捜査を担当する愉快なマレー・ボジンスキーの3人のベトナム帰還兵とマレーが発明した1台のロボットからなるリップタイド探偵社が様々な事件を解決していく物語である。事件の度に顔を合わせる天敵セオドア・クインラン警部補,バッドタイミングで停まるボートEbbtide号,バグを抱えたロボット,マザコンのコディとかサイドストーリーもお楽しみでした。

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CAST:
コディ・アレン(ペリー・キング):玄田哲章
ニック・ライダー(ジョー・ペニー):神谷和夫
マレー・ボジンスキー(トム・ブレイ):三ツ矢雄二
ママジョー(アン・フランシス):此嶋愛子
クインラン警部補(ジャック・ギング):内海賢二
ジョアンナ・パリジ警部補(ジューン・チャドウィック):小宮和枝
ドーリー(ケン・オランド):堀内賢雄)

2005年09月20日

番組ガイド:「グルメ探偵ネロ・ウルフ」

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レックス・スタウトが創造した"ネロ・ウルフ"は1934年のミステリ小説[毒蛇]でデビューしている。1930年代のニューヨーク、探偵ネロ・ウルフはマンハッタン西35丁目の褐色砂岩の家に住み蘭愛好家・美食家として知られている。家の屋上には温室があって温室係のシオドア・ホーストマンと共に決まった時間に蘭の世話をしている。美食家ぶりは料理人フリッツ・ブレナーが同居しレストラン以上の美食を堪能していることでもわかる。ウルフは体重140kg・身長180cmの巨漢で外出嫌いの出不精なため、安楽椅子探偵と化したウルフの代わりに助手のアーチー・グッドウィンが事件の情報収集を担当する。アーチーは饒舌なハンサムガイで女性には結構もてるが、会計や接客など雑用も担当しておりちょっとうんざり気味である。ウルフはアーチーが調べてきた情報や関係者への質問から的確に推理し難解な殺人事件を解決する。

"ネロ・ウルフ"の映像化は[毒蛇]を映画化した1936年の『完全犯罪』が最初でウルフ役にはエドワードアーノルド、アーチー役にはライオネル・スタンダーが扮している。続く『The League of Frightend Men』は[腰抜け連盟]の映画化であるが、日本未公開でウルフ役がウォルター・コノリーに替わり、アーチー役はライオネル・スタンダーが再度扮している。映画はこの2本しかなく以降はTVムービーとTVシリーズになる。1971年にウルフ役にセイヤー・デビッド,アーチー役にトム・メイソンでTVムービー「Nero Wolf」が放映されたがさほど評判にならなかった。1981年に放映されたTVシリーズ「Nero Wolf」はウルフ役に「探偵キャノン」のウィリアム・コンラッド、アーチー役にリー・ホースレーが扮した60分シリーズでウィリアム・コンラッドの演技が話題となったが14エピソードで終了している。

nerowolf1981.jpg 「Nero Wolf」(1981)

2000年にA&Eネットワークで放映されたパイロットTVムービー「The Golden Spiders: A Nero Wolfe Mystery」の好評をうけて2001年に60分ミステリドラマ「A Nero Wolfe Mystery」がスタートし第1シーズンの12エピソードが放映された。日本では2003年にWOWOWからパイロットTVムービーが「ゴールデン・スパイダー/グルメ探偵ネロ・ウルフの事件簿」として、TVシリーズは「グルメ探偵ネロ・ウルフ」のタイトルで6本が90分枠で字幕版で放映された。6本というのはオリジナルの60分前後編エピソードは90分枠に編集し、60分エピソードは2本立で90分に編集して放映したためである。本国では第2シーズンで終了しており日本未放映の16エピソードが存在する。

サブタイトル:(A&E放映順)
パイロットTVムービー
00.The Golden Spiders: A Nero Wolfe Mystery
第1シーズン
01.The Doorbell Rang, Part 1.
02.The Doorbell Rang, Part 2.
03.Champagne for One. Part 1.
04.Champagne for One. Part 2.
05.Eeny Meeny Murder Moe.
06.Prisoner's Base, Pt. 1.
07.Prisoner's Base, Pt. 2.
08.Disguise for Murder.
09.Door to Death.
10.Christmas Party.
11.Over My Dead Body, Part 1.
12.Over My Dead Body, Pt. 2.
第2シーズン
13.Death of a Doxy, Part 1.
14.Death of a Doxy, Part 2.
15.The Next Witness.
16.Die Like a Dog.
17.Poison a la Carte.
18.The Mother Hunt, Part 1.
19.The Mother Hunt, Part 2.
20.Murder is Corny.
21.Too Many Clients, Part 1.
22.Too Many Clients, Part 2.
23.Before I Die.
24.Help Wanted, Male.
25.The Silent Speaker, Part 1.
26.The Silent Speaker, Part 2.
27.Cop Killer.
28.Immune to Murder

サブタイトル:(WOWOW放映順)
00.「ゴールデン・スパイダー/グルメ探偵ネロ・ウルフの事件簿」 The Golden Spiders: A Nero Wolfe Mystery
01.ネロ・ウルフ対FBI The Doorbell Rang
02.容疑者が多すぎる Prisoner's Base
03.シングルマザーはなぜ殺された? Champagne For One
04.死の扉 Wolfe Goes Out(Door To Death/The Christmas Party)
05.殺人鬼はどの子 Wolfe Stays In(Eeny Meeny Murder Moe/Disguise For Murder)
06.我が屍を乗り越えよ Over My Dead Body

「グルメ探偵ネロ・ウルフ」は1940〜50年代のレトロな雰囲気で撮影されており、登場するクラシックカーや衣装は1950年代の物が使われている。ウルフよりアーチーが主役で物語が展開するのは、アーチー役で出演し制作総指揮も担当しているティモシー・ハットンが、原作そのままよりもアーチーをメインで動かした方が今の視聴者にはうけると判断したからである。ティモシー・ハットンは『普通の人々』でアカデミー助演男優賞を授賞した俳優であるが、「エラリー・クイーン・ミステリー」でエラリーを演じたジム・ハットンの息子であり、マスコミは親子でアメリカの探偵キャラを演じたケースと報じていた。ウルフ役は『マスク・オブ・ゾロ』『エントラップメント』のモーリー・チェイキンが演じており、原作よりはスリムな巨漢探偵を好演している。クレイマー警部役は「ザ・プラクティス」のビル・スミトロヴィッチが演じている。また、レギュラーキャラはともかくゲストキャラは毎回違うのに演じる俳優はほぼ同じという舞台劇みたいなキャスティングもユニークであった。

CAST:
アーチー・グッドウィン(ティモシー・ハットン)
ネロ・ウルフ(モーリー・チェイキン)
フリッツ・ブレナー(コリン・フォックス)
ソール・ペンザー(コンラッド・ダン)
クレイマー警部(ビル・スミトロヴィッチ)

2005年08月28日

番組ガイド:「探偵マイケル」

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「探偵マイケル」Michael Shayne, Private Detective は、ブレット・ハリディ原作のハードボイルドミステリ"マイケル・シェーン"シリーズを映像化したもので、1960年にNBCから放映され、日本では1961年にフジテレビから放映された60分探偵ドラマである。マイケル・シェーンはマイアミのフラグラーストリートに事務所を構える私立探偵である。ハヤカワ・ミステリ[死の配当]の一節を引用するとマイケル・シェインの身体的特徴は"背が高く角張った体格、そばかすだらけの頬、燃えるように赤いくしゃくしゃの髪、いかめしい顔つき。微笑むと全くハードボイルド探偵には見えない"とある。1940〜60年代に人気のあった探偵ヒーローで、1941年のロイド・ノーランの主演映画 Michael Shayne 以降12本の映画が制作されているが、全てが日本未公開のため「探偵マイケル」が日本で見られた唯一の"マイケル・シェーン"である。「探偵マイケル」では『めぐり逢い』のリチャード・デニングがマイケル・シェーンに扮してタフネスな探偵ぶりが描かれた。

CAST:
マイケル・シェーン(リチャード・デニング)

2005年08月14日

番組ガイド:「マイアミの戦慄」

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「マイアミの戦慄」Miami Undercover は、1961年にシンジケーション局で放映され、日本では1961年にテレビ朝日から放映された30分の探偵アクションドラマである。観光都市マイアミのホテル協会に所属する探偵ジェフ・トンプソンが、ボクサーあがりの助手ロッキーと様々な事件やトラブルを解決していく物語である。

CAST:
ジェフ・トンプソン(リー・ボーマン):田口計
ロッキー(ロッキー・グラチアノ)

2005年07月31日

番組ガイド:「探偵ストレンジ」

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「探偵ストレンジ」 Strange Report は、1968年にITCと「0011/ナポレオン・ソロ」のアリーナプロが共同で制作した60分の探偵ドラマで日本ではNHKから放映された。犯罪学者であるアダム・ストレンジ(アンソニー・クエール)はロンドン警視庁も当惑する難事件を捜査する。複雑化した犯罪を解決するため高度な科学的捜査法を使用し、黒のロンドンタクシーで犯行現場へ赴く。彼の仕事をサポートするのは大英博物館研究員でオートバイ好きの青年ハム・ギント(カズ・ギャラス)とモデルのイブリン(アネック・ウィル)で3人がチームワークで事件を解決していく。映画『ナバロンの要塞』「悪魔の手ざわり」のアンソニー・クエールを主役に迎えた本シリーズはテレビドラマでは当時は珍しい鑑識科学からアプローチしており、死体からアプローチする「Dr.刑事クインシー」と並ぶ科学捜査ものである。制作から30年以上経過しており「CSI:科学捜査班」を見慣れた目にはストレンジの捜査法は地味で古臭く感じるもしれないが、温厚ながら事件の核心を鋭く突くストレンジの推理力,変人だが優秀な分析能力を持つハム,情報収集にあたるイブリンのトリオによる捜査はミステリとしても十分に楽しめる。

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CAST:
アダム・ストレンジ(アントニー・クエール):永井智雄 →事件記者
ハム・ギント(カズ・ギャラス):ささきいさお
イブリン・マクリーン(アネック・ウィル):池田和歌子

DVD&ビデオ情報:

「Strange Report」[1968] (イギリス盤DVD)

番組ガイド:「探偵キャノン」

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「探偵キャノン」Cannon は、1971年からCBSで放映され、日本では1975年にNHKで放映され、その後フジテレビでも放映された60分の探偵アクションドラマである。警察官として犯罪取締りの限界と抵抗を感じたフランク・キャノンが一匹狼の私立探偵となって犯罪捜査に挑む物語である。「探偵キャノン」はクイン・マーチン制作のアクションドラマで175cm105kgのウィリアム・コンラッドが巨体パワーと推理力と行動力で犯人を追い詰めていく。高級車やヨットを持ったグルメな探偵ぶりに人気が集まって1976年まで続いた。同じクイン・マーチン作品である「名探偵ジョーンズ」とのクロスオーバーエピソードもあり、リターンものTVムービー「The Return of Frank Cannon」も制作されている。キャノンに扮するウィリアム・コンラッドはラジオで「ガンスモーク」のディロン保安官を演じた美声の持ち主でプロデューサーや監督もつとめる才人である。1981年に巨漢探偵ネロ・ウルフを演じたNBCのTVシリーズ「Nero Wolf」はハマリ役として評判になった。

CAST:
フランク・キャノン(ウィリアム・コンラッド):瑳川哲朗 ←隠密同心
フランク・キャノン(ウィリアム・コンラッド):内海賢二

番組ガイド:「追跡者」「追跡者ハリー・オー」

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「追跡者」 Harry-O は、1974年からABCで2シーズン放映され、日本では1975年にテレビ朝日から放映された60分の探偵アクションドラマである。一部ローカル局で「追跡者ハリー・オー」の題名で先行放映された噂もある。当初、この番組はテリー・サバラスの主演で計画されていたが、彼がTVムービー「マーカス・ネルソン殺人事件」The Marcus-Nelson Murders の撮影に入ってしまい、作品の好評からTVシリーズ、つまり「刑事コジャック」がスタートすることになってしまいデビッド・ジャンセンに話がまわってきた経緯がある。犯人から銃撃を受け、背中の弾丸が取り出せないまま退職し、年金と探偵業で細々と生活している私立探偵という設定はサバラスよりはジャンセンに向いていると思う。1973年に制作されたパイロットフィルム「Such Dust As Dreams Are Made On」のモニター調査ではハリー・オーウェルが陰鬱すぎるという感想が多かった。主人公が暗くてもデビッド・ジャンセンに対しては概ね好感であり、制作のワーナーブラザースTVでは再度パイロット版の制作に入る。残念ながらマーチン・シーン,シェリル・ラッド,マーゴット・キッダー,サル・ミネオらが出演したこのフィルムは日本では放映されていない。1974年にクル・ギャラガー,ザルマン・キング,ジョディ・フォスター(子役時代)らが出演して「Smile Jenny, You're Dead」が制作された。前回よりキャラクターの作りこみが行われ、ネットワーク関係者の試写でも好評であり、ABCはTVシリーズ化にGOサインを出した。この「Smile Jenny, You're Dead」が事実上のパイロット版TVムービーになり、日本では「追跡者」の題名でTV放映されている。

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ハリー・オーウェルはサンディエゴ署の刑事だった時に犯人に銃撃され、弾丸が背骨の近くで止まり取り出せない身体となってしまい、退職し海辺のコテージで暮らしている。リハビリを兼ねたジョギングや"ジ・アンサー号"を手作りで仕上げるのが彼の日課である。障害者年金を補足するために私立探偵をやっている。スタート当初は彼が痛みに苦しんでいる描写が煩雑にあり、愛車のおんぼろオースチンMGも常時修理工場という理由からバスやタクシーで移動し、徒歩で調査していたが、徐々にオースチンMGに乗るシーンが多くなってバスやタクシーには乗らなくなってしまう。番組の特徴としてモノローグ(独白)が上手に使われておりジャンセンの演技とのコンビネーションは非常に効果をあげていた。1974年9月12日に放映された第1話[水兵ダイヤ密輸事件 Gertrude]はMWA=アメリカミステリ作家クラブのエドガー賞(ベストテレビエピソード賞)にノミネート(受賞は「ポリスストーリー」の一編)されるほど良質のエピソードでした。サンディエゴ署のクインラン警部はハリーの親友で、困った時には頼りになる人物です。第1シーズン途中から「追跡者」の舞台はロサンゼルスへ移りますが、これはサンディエゴでの撮影費用が高くつくという制作上の理由でした。サンタモニカの海岸コテージに住むことになったハリーですが、隣りはスチュワーデスのお姉ちゃん(今はフライトアテンダント)が共同生活しており、ラッキーとばかり中年男の魅力をアピールしてガールフレンドにしちゃいます。ガールフレンドのスー役で「チャーリーズ・エンジェル」以前のファラ・フォーセットが出演しています。探偵業をやってる以上、必ずぶつかるのが警察関係者です。サンタモニカ署のトレンチ警部はいかにも役人的ですが、仕事に関してはなかなかのキレ者です。ハリーは皮肉を込めて"官僚"と呼び、トレンチは嫌味を込めて"オーウェル君"と呼びます。トレンチ警部のオフィスのコーヒーをめぐるミニエピソードとか、ハリーの実力を認め始めたトレンチ警部、彼の腹心ロバーツ部長刑事との間に友情が芽生えてきます。トレンチ警部自身が殺人容疑者にされるエピソードではハリー以外に頼れない状況に追い込まれます。このあたりはトレンチ警部役でエミー賞を受賞したアンソニー・ザーブの演技に注目です。クインラン警部が殺されるエピソードがあります。死ぬ寸前にハリーに宛てた郵便物には多額の現金が...親友の名誉を守るため、仇を討つためにハリーが捜査を始めます。「追跡者」ファンには余りにせつない物語ですが、クインラン警部に扮したヘンリー・ダローは"あのエピソードは私にとって最高の作品だった"と述べています。「追跡者」に4エピソードしか登場しないのに主役を食ってしまった人物がいます。アマチュアの犯罪学者で探偵志願者のレスター・ホッジスです。ハリーを探偵の師と崇め、ハリーの言動を真似し、ハリーと同じ服装をします。犯罪学の知識を駆使してやたらと事件に首を突っ込んできます。レスターは大富豪の息子でハリーが模造宝石を用意してこいと云ったのにバレるからと本物を用意する始末。レスターが尊敬する犯罪科学の権威フォン博士が登場するに至ってはスピンオフしちゃうのかと思ったくらいです。(残念ながらTVシリーズにはなってませんが)「追跡者」は「マニックス」や「ロックフォードの事件メモ」と同様にTVハードボイルドなのにとんでもないエピソードが2本あります。砂漠で孤立したハリーを含む数人の男女が次々に殺されていくクリスティ風のエピソードと、旧家で起こったクイーンばりの連続殺人劇のエピソードです。マジで作りたかったのか、お遊びで作ったのかわかりませんが面白い試みでした。出演者は「名探偵ダイヤモンド」「逃亡者」「秘密捜査官オハラ」に次いで4本目のTVシリーズになるデビッド・ジャンセン、「ハイ・シャパラル」のヘンリー・ダロー、映画『マトリックス・レボリューションズ』のアンソニー・ザーブ、「チャーリーズ・エンジェル」のファラ・フォーセットなど。声優はデビッド・ジャンセンを納谷悟郎氏がアテており、中年男の哀愁が滲み出る絶妙な演技でした。アンソニー・ザーブをアテた家弓家正氏も負けず劣らずの名演で久しぶりにプロの仕事を見た思いでした。クリエイターはハワード・ロドマン、制作責任者は「燃えよ!カンフー」のリチャード・ソープ、テーマ曲の他にセンチメンタルな心情を描く場面では映画『アイガー・サンクション』のテーマ曲が随所で流れました。(もちろん日本語版だけですが)海外ドラマのガイド本には「追跡者」についてあまり良い評価は書いてないが、設定・脚本・演出・役者・声優など優れた傑作探偵ドラマです。

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CAST:
ハリー・オーウェル(デビッド・ジャンセン):納谷悟朗
マニー・クインラン警部(ヘンリー・ダロー):中田浩二
K・C・トレンチ警部補(アンソニー・ザーブ):家弓家正
ドン・ロバーツ部長刑事(ポール・タリー)
スー・イングラム(ファラ・フォーセット)

書籍情報:
「私立探偵ハリーO」リー・ヘイズ(早川書房)絶版
「空白のシナリオ」リー・ヘイズ(早川書房)絶版

2005年07月12日

番組ガイド:「名探偵モンク」「名探偵モンク2」

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この番組は、2002年6月にUSAネットワークでスタートし、一般視聴者はもちろんミステリファンにも好評で、ついにABCから放送される人気番組となりました。日本では2003年に「モンク」のタイトルでのビデオリリース(レンタル専用)が先行し、WOWOWとスターチャンネルでパイロット版「名探偵Mr.モンク」が放送されました。日本では2004年3月からBS2で「名探偵モンク」のタイトルでTVシリーズの放映がスタートし、2004年9月に第2シーズン中途で放送を一時休止しました。2005年3月からBS2で「名探偵モンク2」のタイトルで新作が放映されました。エイドリアン・モンク(トニー・シャルーブ)は、サンフランシスコ警察の有能な刑事でしたが、妻のトゥルーディが殺された事件が迷宮入りになったことで、OCD(強迫神経症)が悪化し休職を余儀なくされます。細菌に感染するのではないかという強迫観念から、特定の物に触ることができなくなり、納得した食べ物しか受けつけません。乱雑な物に強い不満を抱いたり、物が対称に並んでいないと気がすまない。人ごみ,高い所,暗い所,ミルクさえも彼の心を脅かす存在です。モンクは常勤での復職を求めて努力する一方で、超一流の捜査能力を駆使する犯罪捜査コンサルタントとして警察に協力することで生計を立てることになります。平常とはどこか違っている犯行現場,つながりのない手がかり,容疑者の奇妙な行動などをOCD患者ゆえの観念や直感でとらえたモンクが事件を解決に導きます。看護師シャローナ・フレミング(ビティ・シュラム)はモンクがOCDと戦うほとんどの時間、彼を介護し捜査をサポートします。シャローナはモンクが触れないものを掴み、モンクが聴けないことをたずねます。質問する相手に彼のユニークさ(握手した後で抗菌ティッシュで手を拭く非常識な人間)を説明するのもシャローナの仕事です。"患者と看護師"というユニークな探偵コンビの誕生です。シャローナの息子であるベンジーは、看護師であるママの奇妙な仕事(探偵の相棒)に好奇心を持っています。リーランド・ストットルマイヤー警部はモンクの元上司で、部外者に頼りたくないのですが、モンクの犯罪事件を解決する能力には一目置いており、不本意ながらも彼に助言を求めてきます。ウケ狙い気味のランドール・ディシャー警部補もまたモンクの実力を認めています。ビティ・シュラムが降板したため、39話からはモンクの新パートナー=ナタリー・ティーガー役でトレイラー・ハワードが登場します。モンクを演じるトニー・シャルーブは『スパイキッズ』『メン・イン・ブラック』などのシリーズや「スタートレック」のキャストとトレッキーをパロった『ギャラクシー・クエスト』の演技で注目されました。パイロット版は『ギャラクシー・クエスト』のディーン・パリソットが監督しており、トニー・シャルーブのユニークキャラが存分に生かされています。トニー・シャルーブは主演と共に制作総指揮,脚本も兼ねています。トニー・シャルーブは2003年のエミー賞、ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞をダブル受賞していますが、これはTVシリーズ ミュージカル・コメディ部門での受賞、つまり「名探偵モンク」は番組ジャンルとしてはコメディになるわけです。モンクの声は「渡る世間は鬼ばかり」でおなじみの角野卓造が担当し、とぼけたモンクのキャラにピッタリはまっています。

CAST:
エイドリアン・モンク(トニー・シャルーブ):角野卓造
シャローナ・フレミング(ビティ・シュラム):三鴨絵里子
リーランド・ストットルマイヤー警部(テッド・レビン):坂部文昭
ランドール・ディッシャー警部補(ジェイソン・グレイ・スタンフォード):関俊彦
ナタリー・ティーガー(トレイラー・ハワード)

CD情報:

Monk (Original Television Soundtrack)(輸入盤CD)

DVD&ビデオ情報:
「モンク」
Vol.1
[狙われた市長候補]ビデオ題名 (狙われた市長候補)BS2放映題名
Vol.2
[殺人現場で生まれる恋] (殺人現場で生まれる恋)
[陰謀の観覧車] (陰謀の観覧車)
Vol.3
[億万長者の殺し方] (億万長者の殺し方)
[重要参考人:サンタクロース] (幻のサンタクロース)
Vol.4
[大地震のち殺人] (大地震のち殺人)
[第一発見者は超能力者] (モンクVS超能力)
Vol.5
[完全アリバイを崩せ] (鉄壁のアリバイ)
[消えた証拠死体] (消えた死体)
Vol.6
[盲目の目撃者] (盲目の目撃者)
[復讐殺人はベッドルームで] (復讐殺人)
[完全犯罪へのカウントダウン] (完全犯罪への秒読み)
(国内版VHS)レンタル専用

Monk: the Premiere Episode / (Ws Dub Sub Dol)
パイロット版を収録したDVD (アメリカ盤DVD)
(Episodes 1 & 2:Mr. Monk and the Candidate)

Monk: Season One (4pc) / (Ws Dub Sub Dol Dig)
シーズン1を収録 (アメリカ盤DVD)

Monk: Season Two (4pc) / (Ws Sub Dol Dig)
シーズン2を収録 (アメリカ盤DVD)

Monk: Season Three (4pc) / (Ws Sub Dol Slim)
シーズン3を収録 (アメリカ盤DVD)

2005年07月02日

番組ガイド:「チェックメイト」

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「チェックメイト」 Checkmate は、青年・中年・老年の3人の探偵が活躍する60分の探偵ドラマで1960〜62年にCBSから放映され、日本では1961年にフジテレビから放映された。サンフランシスコを舞台に犯罪の目標になった人々の生命を保護するため、先んじて犯罪者の動きに Checkmate(阻止する,失敗させる,挫折させる,チェス用語で王手詰みなどの意味)をかけるチェックメイト探偵社の3人(明敏な頭脳と旺盛な行動力を持つ中年探偵ドン・コーリー、コーリーの片腕となって調査にあたる青年探偵ジェッド・シールズ、コンサルタントとして雇われた犯罪学の権威カール・ハイアット博士)が数々の犯罪事件に挑んでいく物語である。ジェッド・シールズ役を「バージニアン」「プローブ捜査指令」のダグ・マックルア、カール・ハイアット役を「ニューヨーク・パパ」のセバスチャン・キャボットが演じている。

CAST:
ジェッド・シールズ(ダグ・マックルア)
ドン・コーリー(アントニー・ジョージ)
カール・ハイアット博士(セバスチャン・キャボット)

DVD&ビデオ情報:
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Checkmate, Vol. 1: Nice Guys Finish Last
Checkmate, Vol. 2: The Human Touch
Checkmate, Vol. 3: The Heart Is A Handout
Checkmate, No. 1: The Murder Game
Checkmate, No. 2: Deadly Shadow
Checkmate, No. 3: A Funny Thing Happened On The Way To The Game
Checkmate, No. 4: The Dark Divide
(アメリカ版VHS)

番組ガイド:「マイク・ハマー」

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「マイク・ハマー」Mike Hammer は、1957年からシンジケーション局で2シーズン放映され、日本では1961年にフジテレビから放映された。ミッキー・スピレーンが創造したニューヨークのタフガイ探偵=マイク・ハマーが主人公の30分の探偵アクションドラマである。TVドラマである以上、原作のセックス及び暴力の描写はかなり抑えられているが、マイク・ハマーに扮したダレン・マクギャビンのハードボイルド演技はミステリファンにも好評であった。ハマー役の最終候補はダレン・マクギャビンと「探偵ハード&マック」のブライアン・キースだったという。

CAST:
マイク・ハマー(ダレン・マクギャビン):納谷悟朗

CD情報:

M Squad; Mickey Spillane's Mike (輸入盤CD)
「シカゴ特捜隊M」と「マイク・ハマー」のサウンドトラック盤

2005年07月01日

番組ガイド:「探偵マイク・ハマー」

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「探偵マイク・ハマー」Mickey Spillane's Mike Hammer は、ミッキー・スピレーンが創造したハードボイルドヒーロー=マイク・ハマーが活躍する60分の探偵アクションドラマである。CBSで1983年に「探偵マイク・ハマー/幻の女」 Murder Me, Murder You 、1984年に「探偵マイク・ハマー/殺しのノクターン」 More Than Murder の2本のパイロット版TVムービーが放映された。TVシリーズは1984年1月〜1985年1月まで放映して一時休止する。休止理由はステーシー・キーチがヒースロー空港でコカイン所持で逮捕されたためCBSが放送を自粛したためである。1986年9月〜1987年5月まで The New Mike Hammer のタイトルで計3シーズン放映された。2年後の1989年5月のTVムービー「探偵マイク・ハマー/殺しの賭け」Murder Takes All が最終エピソードにあたる。小説が発表されてから年月も経っており、ジッポーのライターでラッキーストライクに火をつける原作の基本スタイルを守りながら、1950年代ムードを残し、現代のニューヨークを舞台に好色で暴力的なワイルドな探偵マイク・ハマーが、悪党どもに容赦なくコルト45ガバメントをぶっぱなす。ステーシー・キーチのハマーは口ひげをはやし、男っぽさとダンディさがプラスされていた。美人秘書のベルダや親友のチェンバース警部の協力を得てハマーが大都会の悪を倒す。

CAST:
マイク・ハマー(ステーシー・キーチ):森川公也→小林清志
ベルダ(リンダ・ブルーム)
パット・チェンバース警部(ドン・ストラウド)

DVD&ビデオ情報:
「私立探偵マイク・ハマー1/殺しの陰謀」 Murder Me, Murder You (国内版VHS) 廃版
「私立探偵マイク・ハマー2/殺しの罠」 More Than Murder (国内版VHS) 廃版

2005年06月26日

番組ガイド:「私立探偵スペンサー」「探偵スペンサー」

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「私立探偵スペンサー」 Spenser: For Hire は、ロバート・B・パーカーの"スペンサー"シリーズをベースにボストンの私立探偵スペンサーが活躍する60分のハードボイルド探偵ドラマである。1985年に「約束の地」をドラマ化した前後編エピソード「Promised Land Part-1&2」でスタートし、1988年まで3シーズンにわたってABCから放映された。1989年にはエイブリー・ブルックス扮するホークを主人公としたスピンオフ番組「ホークと呼ばれた男」A man Called Hawk がABCから放映された。1993年以降は「儀式」「蒼ざめた王たち」「ユダの山」「残酷な土地」の4本のTVムービーが放映されている。日本では1991年に第1シーズンが「私立探偵スペンサー」のタイトルでTBSから、1992年に第2シーズンが「探偵スペンサー」のタイトルでWOWOWから放映された。ストーリーコンサルタントとして原作者ロバート・B・パーカーも参加している。

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スペンサーはボクサー経験のある元警官の私立探偵で、ハートは優しいが毎日ジョギングをしトレーニングジムで身体を鍛え、スポーツを観戦する行動派。饒舌で、気の利いた台詞を吐くのが趣味で、酒が好きで料理が得意なグルメでもある。依頼人を守るため愛車ムスタングがボストンの街を駆けぬける。恋人のスーザンはハーバード出の精神分析医で頭脳は明晰、包容力のある情熱的な美人である。黒人のホークは特大のマグナム片手にスペンサーをガードしてくれるフリーランスの用心棒である。スペンサー役は「特別狙撃隊SWAT」「VEGA$ベガス」のロバート・ユーリック、スーザン役をバーバラ・ストック、ホーク役を「スタートレック/ディープスペースナイン」のエイブリー・ブルックス、ベルソン巡査部長役をロン・マクラーティー、クワーク警部補役を「私立探偵バニオン」のリチャード・ジャッケルが演じている。

サブタイトル:(TBS放映順)
第1シーズン
01.約束の地(前編)
02.約束の地(後編)
03.帰るべき場所
04.男たちの和解
05.別れの時
06.眠れぬ日々
07.暴かれた仮面
08.裏切りの夜
09.ついてない週末
10.汚れなき悪戯
11.英雄(ヒーロー)に乾杯
12.感謝祭の出来事
13.見果てぬ夢
14.復讐
15.黒い手帳
16.白昼の恐怖
17.危険を呼ぶ男
18.消えたダイナマイト
19.裁かれた女
20.水彩
21.ホークの眼
22.弁護士マカリスター
23.何処へ…

サブタイトル:(オリジナル放映順)
第1シーズン
01.Promised Land Part-1「約束の地」
02.Promised Land part-2「約束の地」
03.No Room at the Inn
04.The Choice
05.Children of a Tempest Storm
06.Original Sin
07.Discord in A Minor
08.The Killer Within
09.Autumn Thieves
10.Blood Money
11.Resurrection
12.Internal Affairs
13.Death By Design
14.A Day's Wages
15.A Madness Most Discreet
16.Brother to Dragons
17.When Silence Speaks
18.In a Safe Place
19.Angel of Desolation
20.She Loves Me, She Loves Me Not
21.At the River's Edge
22.Rage
23.Hell Hath No Fury
第2シーズン
24.An Eye for an Eye
25.Widow's Walk
26.White Knight
27.Rockabye Baby
28.And Give Up Show Biz?
29.The Long Hunt
30.Home is the Hero
31.One if by Land, Two if by Sea
32.Shadowsight
33.The Hopes and Fears
34.Among Friends
35.I Confess
36.Murder and Acquisitions
37.Personal Demons
38.Mary Hamilton
39.Trial and Error
40.One For My Daughter
41.My Brother's Keeper
42.The Road Back
43.If You Knew Sammy
44.The Man Who Wasn't There
45.Song of Orpheus
第3シーズン
46.Homecoming
47.My Enemy, My Friend
48.The Heart of the Matter
49.On the Night he Was Betrayed
50.Sleepless Dream
51.Consilum Abditum
52.Thanksgiving
53.Gone Fishin'
54.Child's Play
55.Skeletons in the Closet
56.The Siege
57.Arthur's Wake
58.To the End of the Line
59.Play it Again, Sammy
60.The Big Fight
61.Substantial Justice
62.Company Man
63.Watercolors
64.Hawk's Eyes
65.McAllister
66.Haunting
TVムービー
67.Spenser:Ceremony「儀式」
68.Spenser:Pale Kings and Princes「蒼ざめた王たち」
69.Spenser:The Judas Goat「ユダの山羊」
70.Spenser:A Savage Place「残酷な土地」

CAST:
スペンサー(ロバート・ユーリック):星野充昭
ホーク(エイブリー・ブルックス):笹岡繁蔵
スーザン・シルバーマン(バーバラ・ストック):井上喜久子
フランク・ベルソン巡査部長(ロン・マクラーティー):茶風林 
マーティン・クワーク警部補(リチャード・ジャッケル):西村知道

リタ・フィオリ検事補(キャロリン・マッコーミック)

DVD&ビデオ情報:
「私立探偵スペンサーVol.1」[約束の地]
「私立探偵スペンサーVol.2」[ロシアから愛をこめて][危険な遊戯]
「私立探偵スペンサーVol.3」[美しい獣たち][復讐の行方]
「私立探偵スペンサーVol.4」[姿なき声][酔いどれ牧師]
「私立探偵スペンサーVol.5」[トラブル・ジャーニー][チャイルズプレイ]
「私立探偵スペンサーVol.6」[鷹の眼][黒い涙]
「私立探偵スペンサー」[儀式」
「私立探偵スペンサー」[蒼ざめた王たち」
(国内版VHS)

Spenser:For Hire the Movie Collection (アメリカ盤DVD)
※[Spenser:Ceremony][Spenser:Pale Kings and Princes][Spenser:The Judas Goat][Spenser:A Savage Place]の4本のTVムービーを収録している

2005年06月19日

番組ガイド:「ディック・フランシス・ミステリー」

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「ディック・フランシス・ミステリー」は、[本命][興奮]など競馬シリーズで有名なイギリスのミステリ作家=ディック・フランシスの[大穴] Odds Against に登場した競馬専門の探偵シド・ハレーを主人公に1978年にヨークシャーTVが制作した競馬ミステリドラマである。このTVシリーズは、フランシス自身がストーリーコンサルタントをつとめ、原作の [Odds Against]とアイデアを提供した5本のオリジナルエピソード [Trackdown][Gambling Lady][Needle][Horses for Courses][Horsenap] から構成されている。シド・ハレー役にはシェークスピア俳優=マイク・グウィリムが抜擢された。マイク・グウィリムの演技に感動し、触発されたディック・フランシスは、1979年にシド・ハレー物の2作目[利腕]を発表した。[利腕] Whip Hand の献辞は俳優=マイク・グウィリムに捧げられている。イギリスでは1980年に放映された「ディック・フランシス・ミステリー」は、日本では1982年にNHKから放映されている。ハヤカワ書房の翻訳本タイトルが漢字2文字で統一されていたので、サブタイトルも[追跡][替玉]とセンス良く合わせたため、書店にはこれらの書名の問い合わせが殺到した。5本のオリジナルエピソードはフランシスの原作ではないので小説は存在しない。海外ドラマのガイドブックには「ディック・フランシス・ミステリー」のオリジナルタイトルを Dick Francis Mystery と表記しているが、これは間違いで正しくは Dick Francis - The Racing Game である。TVシリーズは障害レースの名騎手だったシド・ハレーが、レース中の落馬事故で左腕を骨折し、ジョッキーとして働けなくなってしまう。失意のハレーを妻の父チャールズが支え、友人のチコ・バーンズと共に競馬専門の探偵社を開業し、競馬界にまつわる陰謀や犯罪を追求していく設定になっている。

CAST:
シド・ハレー(マイク・グウィリム):寺田農
チコ・バーンズ(ミック・フォード)

DVD&ビデオ情報:

Dick Francis - The Racing Game (アメリカ盤DVD)



2005年06月11日

番組ガイド:「旋風児マーロウ」

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「旋風児マーロウ」 Philip Marlow は、レイモンド・チャンドラーのマーロウ物のドラマ化で、1959年にABCから放映され、日本では1959年にテレビ朝日から放映された。1930年代のロサンジェルス、私立探偵フィリップ・マーロウが、失踪者の捜索やボディガードなどタフガイぶりを発揮して事件を解決していく30分のハードボイルド探偵ドラマである。マーロウ役を「ラレード」のフィリップ・ケリーが演じている。

CAST:
フィリップ・マーロウ(フィリップ・ケリー):西田昭市

2005年05月29日

番組ガイド:「マニックス」「鬼探偵マニックス」「新マニックス」「マニックス特捜網」

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「マニックス」 Mannix は、「スパイ大作戦」と同時期にパラマウントTVが制作した60分の探偵アクションドラマである。1967年からCBSで8シーズン放映され、日本では1968年に日本テレビ系で「0011/ナポレオン・ソロ」の後番組として、「マニックス」の題名で第1シーズンが放映された。第2シーズンからテレビ東京で「鬼探偵マニックス」「新マニックス」「マニックス特捜網」と何度も改題されて放映された。ジョー・マニックスは朝鮮戦争(1950〜1953年)の英雄で銃にも殴り合いも強いタフガイである。派手なカーチェイスや銃撃戦、拳でのファイトシーンなどバイオレンス描写が多く男性視聴者のファンが多かった。「タイトロープ」の名残りで背中のホルスターにワルサー32口径を付けたマニックスが活躍するTVハードボイルドの代表作である。クリエイターはリチャード・レビンソン&ウィリアム・リンクで「刑事コロンボ」とは違うハードボイルド系の探偵ヒーローを作り上げた。制作は「スパイ大作戦」のブルース・ゲラーがあたり、脚本は後に「チャーリーズ・エンジェル」のクリエイターとなるアイバン・コフ&ベン・ロバーツらが担当した。マルチ画面によるオープニングタイトルとラロ・シフリンによるテーマ曲も評判になった。「マニックス」ではハイテク調査のインターテクト探偵社に所属し、コンピュータ(磁気テープの時代)がはじき出した情報を元に行動する調査員であったが、カンと経験で行動する彼の志向とは合わず、インテリ型の上司ルウ部長と衝突も絶えなかったので退職する。「鬼探偵マニックス」からは警察官の未亡人ペギーを秘書に雇い、パサデナのパセオベルデ17番地に探偵事務所を構え、親友のアダム警部補やマルコム警部補、クレーマー警部補やアイブス警部補らの協力を得て様々な凶悪犯罪に挑んでいく。マイク・コナーズは「タイトロープ」の後『殺しのビジネス』などの映画に出演していたが、やはりTVの方が性に合っているようだ。「マニックス」終了後の1976年に「ヨットハーバー殺人事件」The Killer Who Wouldn't Die (ビデオタイトルは「コードナンバー27/黒の暗殺者」)というパイロット版TVムービーで謎の死を遂げた妻の死因を探る元警官カーク・オハニアンを演じて好評だったがシリーズ化はされなかった。1981年の「FBI・フォーメーション5」が3本目のTVシリーズとなった。ロバート・リードは「ゆかいなブレディ家」に出演している。吹替は「マニックス」のみ納谷悟朗で「鬼探偵マニックス」以降は「タイトロープ」でもマイク・コナーズをアテた田口計が担当している。

CAST:
ジョー・マニックス(マイク・コナーズ):納谷悟朗
ルウ・ウィッカーシャム部長(ジェセフ・キャンパネラ):家弓家正

ジョー・マニックス(マイク・コナーズ):田口計
ペギー・フェア(ゲイル・フィシャー):加藤みどり
アダム・トビアス警部補(ロバート・リード):青野武
ダン・アイブス警部補(ジャック・ギング)
アート・マルコム警部補(ワード・ウッド):大木民夫

CD情報:

「Mannix」TV Soundtrack(輸入盤CD)

DVD&ビデオ情報:
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「Mannix, Vol. 1: Nothing Ever Works Twice」
「Mannix, Vol. 2: The Cost of a Vacation」
「Mannix, Vol. 3: Skid Marks on a Dry Run」
「Mannix, Vol. 4: The Name Is Mannix」
「Mannix: Nothing Ever Works Twice」
(アメリカ版VHS)

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