2004年06月05日

番組ガイド:「四次元への招待」

  ←ロッド・サーリング
「四次元への招待」Rod Serling's Night Gallery は1969年のパイロット版TVムービー「怪奇!真夏の夜の夢」からTVシリーズ化され、1970年に「マクロード警部」などと共に「フォー・イン・ワン」枠で6本放映された。翌年から「刑事コロンボ」「警部マクロード」「署長マクミラン」と共に「サンデー・ミステリー・ムービー」枠で放映されている。その後は同枠から独立し放映時間も30分になったり、NBC放映版とシンジケーション放映版の編成が違っていたりと変化が多い番組である。日本では1972年にテレビ朝日で「怪奇!真夏の夜の夢」を放映(3話構成のうち第2話がカット)され、1973年に同局で「四次元への招待」のタイトルで6本放映された。「怪奇!真夏の夜の夢」の第2話は名女優ジョン・クロフォードが出演し、スティーブン・スピルバーグが監督したことで有名であり、唯一国内発売されているビデオとLDに収録されている。
 
「ミステリーゾーン」のロッド・サーリングがより怪奇性を強調して制作したのが「四次元への招待」である。毎回2〜3のエピソードが放送され、各エピソードの最初にサーリングが登場し1枚の絵の解説をはじめる。ナイトギャラリーに入って来たサーリングが"黒と灰色の中世的な作品で納骨堂という過去の断片を土地と中身を付けて提供します。タイトルは『墓地』です"と語り、絵のアップから物語に入っていく。ロディ・マクドウォール扮する悪い甥が、財産を継承するために病気のおじを殺害します。しかし納骨堂を描いた絵の墓がだんだん盛り上がり、土中から死体が蘇り、絵の中の情景がだんだん変化し、死体がだんだん家に近づいてくる...。再度サーリングが登場し締めくくります。これはパイロット版TVムービー「怪奇!真夏の夜の夢」の第1話[復讐の絵画]ですが結構怖いです。
 ←[復讐の絵画]
CAST:
ストーリーテラー(ロッド・サーリング):大木民夫


2004年05月18日

番組ガイド:「悪魔の手ざわり」

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「悪魔の手ざわり」The Evil Touch は、アメリカとオーストラリアとの共同制作で、1973年に放映され、日本では1982年に放映されました。スモークの中から現れるストーリーテラー=アンソニー・クエイルが毎回 "あなたの魔にご用心" と視聴者を脅かしながら、黒魔術、幽霊,吸血鬼など超自然を題材に "人は心に魔が訪れた時、どのような行動をとるのか?" を戦慄の結末で見せるくれる30分のホラーアンソロジー。「ミステリーゾーン」や「ヒッチコック劇場」と比べるとオチの部分が殺伐とした雰囲気がある。レスリー・ニールセン,ビック・モロー,ダレン・マクギャビン,ノエル・ハリソン,ロバート・ランシング,スーザン・ストラスバーグなど有名TVスターがゲスト出演している。

サブタイトル:(日本放映順)
01.死霊の女
02.恐怖の大晦日
03.オウムは知っていた
04.先手必勝
05.船出
06.正夢
07.神隠し
08.帰郷
09.いとしの怪獣
10.子供ら
11.逆行
12.2020年の大統領選挙
13.死亡記事
14.湖
15.ジョージ
16.以心伝心
17.ファン
18.死人の誘い
19.裁き
20.空白の映像
21.マーシー
22.風変わりな遺産
23.蘇る死体
24.亡者の集まり
25.カダイチャの土地
26ゲーム・オブ・ハーツ

Subtitle:(オリジナル放映順)
01.The Lake
02.Heart to Heart
03.Dr. McDermitt's New Patients
04.The Obituary
05.Happy New Year, Aunt Carrie
06.A Game of Hearts
07.Seeing Is Believing
08.The Upper Hand
09.Murder Is for the Birds
10.Marcie
11.George
12.Scared to Death
13.The Homecoming
14.Dear Beloved Monster
15.Campaign 20
16.Faulkner's Choice
17.Dear Cora, I'm Going to Kill You
18.The Trial
19.The Fans
20.Kaidaitcha Country
21.Gornak's Prism
22.The Voyage
23.Death by Dreaming
24.Never Fool With a Gypsy Icon
25.They
26.Wings of Death

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CAST:
ストーリーテラー(アンソニー・クエイル):柳生博

2004年05月17日

番組ガイド:「ロアルド・ダール劇場/予期せぬ出来事」 

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「ロアルド・ダール劇場/予期せぬ出来事」Tales of The Unexpected は1979年にイギリスITV1で放映され日本でも1980年に放映されました。ロアルド・ダールは日常に潜む狂気を題材にブラック・ユーモアとアイデアに満ちた短編作家で「ヒッチコック劇場」にもドラマ化された作品があります。映画界との関係も多く『チキ・チキ・バンバン』の原作や日本ロケをした『007は二度死ぬ』の脚本も書いています。「ロアルド・ダール劇場/予期せぬ出来事」はダールの短編小説を映像化した30分のスリラーアンソロジードラマです。1979〜80年はダール自身がストーリーテラーをつとめ、その後は映画『ペーパーチェイス』のジョン・ハウスマンに交代しました。

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CAST:
ストーリーテラー(ロアルド・ダール)

番組ガイド:「恐怖と怪奇の世界」

qm001.bmp →クイン・マーティン

「逃亡者」「FBI」のクイン・マーティンが制作した60分ホラードラマが「恐怖と怪奇の世界」Quinn Martin's Tales of The Unexpected である。1977年にNBCから放映、日本ではテレビ東京から放映されている。制作本数が8本とわずかなため、夏期編成でウィリアム・キャッスル制作の「真夜中の恐怖」Chost Story とのカップリングで放映したローカル局もあり、海外テレビドラマファンにも番組認知度はきわめて低い。移植手術でカンバックした投手の右腕が殺人犯のものだった話,町が宇宙人に占領されていく話,野犬が群れをなして人間を襲ってくる話,リップバンウィンクル(浦島太郎)みたいな話などUnexpected=予期しない恐怖の物語が描かれます。ロイ・シネス,リッキー・ネルソン,ロイド・ブリッジス,ビル・ビクスビーなど有名スターがゲスト出演しています。オープニングタイトルは欧米の怖い幽霊画がカットバックされ、デビッド・シャイアのテンポがいいのにおどろおどろしいテーマ曲でゾクゾクさせます。参考までに原題が Tales of The Unexpected は「ロアルド・ダール劇場/予期せぬ出来事」の方です。
CAST:
ナレーター(ウィリアム・コンラッド)

2004年05月02日

番組ガイド:「スリラー」

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ボリス・カーロフはユニバーサル映画「フランケンシュタイン」のモンスター役で有名な怪奇映画俳優である。「スリラー」Thriller はユニバーサルTVの制作で1960〜62年にNBCで2シーズン放送されたホラーアンソロジードラマである。カーロフの渋みの効いた声が今宵の恐怖と戦慄に満ちた物語を語り始める。番組当初は「ヒッチコック劇場」に近いミステリ系のドラマだったが、次第に邪悪な霊,醜悪な怪物,異界の魔物,憑かれた者たちが登場するユニバーサルぽいホラードラマになっていった。「世にも不思議な物語」のオカルト系とも違ったテイストで楽しめた。ロバート・ブロックなどの短編をベースにした脚本をウィリアム・シャトナー,エリザベス・モンゴメリーといった実力派スターが演じている。プロモフィルムでスプラッターとは一味違った恐怖を感じていただけるであろう。

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CAST:
ストーリーテラー(ボリス・カーロフ):熊倉一雄

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