2005年04月13日

番組ガイド:「パトカー・アダム30」

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「パトカー・アダム30」 T.J.Hooker は、1982年からABC(途中からはCBS)で放映され、日本では1986年から日本テレビで放映された60分のポリスアクションドラマである。ロサンゼルス市警のT・J・フッカー巡査部長は、かつて同僚を凶弾で失った胸の痛みから刑事の職を退き、ポリスアカデミーの教官として訓練生を指導している。また、現役警官として若いビンス・ロマノ巡査とパトカー勤務にもついている。アダム30はフッカーたちのコールサインである。シェリダン署長の娘のステーシーもフッカーの教え子である。人情派で熱血漢のフッカーが悩める若者たちを救い、新人警官たちを育てていく姿を犯罪に立ち向かっていくアクションと共に描いたポリスアクションドラマである。第2シーズンからはステーシーのパートナーとしてベテランのコリガン巡査が加わっている。「宇宙大作戦」のウィリアム・シャトナー、映画『グリース2』のエイドリアン・ズメッド、「スピンシティ」のヘザー・ロックリア、「タイムトンネル」のジェームズ・ダーレンが出演している。レナード・ニモイが友情出演しているエピソードもある。

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CAST:
T・J・フッカー巡査部長(ウィリアム・シャトナー):矢島正明
ビンス・ロマノ巡査(エイドリアン・ズメッド):水島裕
ステーシー・シェルダン(ヘザー・ロックリア):佐久間レイ
デニス・シェリダン署長(リチャード・ハード):小林昭二
ジム・コリガン巡査(ジェームズ・ダーレン):小川真司

2005年04月11日

番組ガイド:「刑事スタスキー&ハッチ」

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「刑事スタスキー&ハッチ」Starsky & Hutch は、スペリング&ゴールドバーグプロの作品で、パイロット版TVムービー「刑事スタスキー&ハッチ」Starsky & Hutch からTVシリーズ化、1975年にABCで4シーズン放映され、日本では1977年からTBS系で放映された60分のポリスドラマである。

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スタスキーとハッチの二人の私服刑事が"クマさん"ことドビー主任に小言を言われながらロサンジェルスの街に犯罪を追う。"スタさん"ことデイブ・スタスキー刑事は下町育ちでジャンクフードとラフなスタイルを好む。"ハッチ"ことケネス・ハッチンソン刑事は恵まれた家庭環境で育ちインテリで健康食品を好む。対照的な二人だが絶妙のコンビネーションで捜査にあたる。情報屋のヒョロマツからネタを仕入れて聞き込み、スタスキー刑事の愛車フォード・グラン・トリノ"赤い稲妻"が爆走し、悪党の車を追いつめる。カーチェイスに続いて銃撃戦と毎回アクションシーンが満載である。アメリカでは"ブラウン管に二人のダーティハリーが舞い降りた"と評した新聞もあった。

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スタスキー刑事に映画『屋根の上のバイオリン弾き』のポール・マイケル・グレイザー、ハッチ刑事に『ダーティハリー2』「略奪された100人の花嫁」のデビッド・ソウルが扮している。ポール・マイケル・グレイザーは「刑事スタスキー&ハッチ」では演出も手がけ「特捜刑事マイアミ・バイス」や『バトルランナー』『冬の恋人たち』『アフリカン・ダンク』などの作品がある。最近は俳優業にもどり『恋愛適齢期』や「サードウォッチ」などにゲスト出演している。日本では番組主題歌としてデビッド・ソウルの♪[やすらぎの季節]が使われていた。

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CAST:
デイブ・マイケル・スタスキー巡査部長(ポール・マイケル・グレイザー):下條アトム 
ケネス・ハッチンソン巡査部長(デビッド・ソウル):高岡健二
ハロルド・C・ドビー警部(バーニー・ハミルトン):金井大
情報屋ハギー・ベア(アントニオ・ファーガス):富山敬

ビデオ&DVD情報:
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「刑事スタスキー&ハッチ」第1シーズン完全版 DVD-BOX(国内盤DVD)

Starsky & Hutch - The Complete Second Season(アメリカ盤DVD)

Starsky & Hutch - The Complete Third Season(アメリカ盤DVD)

2005年03月15日

番組ガイド:「刑事ハンター」「新・刑事ハンター」

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「刑事ハンター」 Hunter は、映画『ダーティハリー』のTV版と評された60分のポリスアクション・ドラマである。1984年〜91年までNBCで7シーズン放映された人気番組で、第1話の前後編パイロットは日本では「ハンター」のタイトルでビデオリリースされ、TVでは「刑事ハンター・スペシャル/殺しのナイフを追え!」として放映、TVシリーズはテレビ東京はじめローカル局で放映された。リック・ハンター刑事はファミリーの出身であるため、ロサンゼルス市警の同僚は彼を信頼してはいなかった。ハンターは捜査では汚い手も使うバイオレンス刑事で彼のパートナーは殉職か重傷になっていた。ディー・ディー・マッコール刑事は女だてらにやたら暴力的なクールビューティでハンターとコンビを組むことになる。

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「特攻野郎Aチーム」のスティーブンJ・キャネルの制作総指揮による銃撃戦やカーチェイスなどアクション満載の番組で、NFLのプレーヤーから俳優に転進したハンター役のフレッド・ドライヤーははまり役であった。マッコール役のステファニー・クレーマーはシンガー出身でコメディ番組にも出演した美人女優で「刑事ハンター」では潜入捜査した彼女がステージで歌うエピソードも見られた。クレーマーは第6シーズンで結婚のために退職する設定で降板しており、第7シーズンからはダルレン・フルーゲル演じるジョアンナ・マレンスキー巡査がハンターの新たなパートナーとなるが日本では未放映である。

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2002年に「刑事ハンター リターンズ」Hunter: Return to Justice 、2003年に「刑事ハンター 因縁の決闘」 Hunter: Back in Force と2本のリユニオンTVムービーが制作され、日本ではWOWOWから放映済みである。前者はサンディエゴを舞台に退職していたマッコールを訪れたハンターの復活版の第1作、後者はサンディエゴ警察の窃盗殺人課刑事となった二人が活躍する2作目である。リユニオンTVムービーの好評から2003年4月からNBCで60分の「新・刑事ハンター」が復活したが、3エピソード放映して残りの2エピソードは未放映のまま終了した。

CAST:
リック・ハンター刑事(フレッド・ドライヤー):掘勝之祐
ディー・ディー・マッコール刑事(ステファニー・クレーマー):戸田恵子

DVD&ビデオ情報:
「ハンター」字幕版のみ(日本版VHS)廃版
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Hunter: Complete First Season (6pc) /...
「刑事ハンター」First Season Box(アメリカ盤DVD)

2005年03月05日

番組ガイド:「刑事コジャック」「新・刑事コジャック」

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1973年にCBSで「The Marcus-Nelson Murders」というTVムービーが放映された。マンハッタンでジョアン・マーカスとキャシー・ネルソンの二人の女性が惨殺される。捜査は難航し迷宮入りかと思われたが、ブルックリン・ブラウンズビル分署に別件で逮捕された黒人少年ルイスが犯行を自供する。捜査の進展に疑問を抱いたマンハッタン南13分署のコジャック警部補が独自に事件を洗い直すと自供はずさんな捜査と強制された自白によるものだった。真犯人は他にいるのに少年は冤罪で投獄されようとしていたのだ。コジャックはブルックリン・ブラウンズビル分署の刑事たちと対立する。この作品は身柄を拘束された被疑者の取調べに先立って黙秘権及び弁護人選任権・立会権等を告知を義務付け、これに違反して行われた取調べによる自白の証拠能力は否定されると判示した1966年のミランダ判決のきっかけとなった事件をNYロケによるドキュメンタリー・タッチで描いてエミー賞の脚本賞と演出賞に輝いている。

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「刑事コジャック」Kojak はこのTVムービーの成功によりTVシリーズ化されたものである。1973年〜78年まで5シーズンにわたってCBSから放映され、日本でもTBSから放映された60分のポリスアクション・ドラマである。主演は『女王陛下の007』『戦略大作戦』など映画でのアクの強い演技が印象深い個性派俳優のテリー・サバラスである。マンハッタン南13分署の"デカ長"ことテオ・コジャック警部補はギリシャ系でスキンヘッドに鋭い眼光は犯罪者に恐れられている。ダンディでお洒落なスーツを着こなす一方で、ロリーポップ(アメ玉)が大好きな人情派でもある。フランク・マクニール警部はコジャックをバックアップしてくれる頼れる"親父さん"である。若いがコジャックの片腕クロッカー刑事や食いしん坊のスタブロス刑事、リゾ刑事、サーパスティン刑事らの活躍に支えられ今日もコジャックはマンハッタンに犯罪者を追いつめる。クロッカー刑事役に「F/X」のケビン・ドブソン、スタブロス刑事役にサバラスの実弟ジョージ・サバラスが扮している。額田やえ子の翻訳を森山周一郎が江戸っ子べらんめえ調でコジャックを吹替た日本語版が話題になった。TVムービー「The Marcus-Nelson Murders 」は「刑事コジャック・スペシャル/クライム80ニューヨーク殺人麻薬暴行事件・迷宮入り直前に逮捕された黒人・コジャック刑事は鬼か仏か?」のタイトルでTVシリーズの放映開始後にTBSから放映された。

CAST:
テオ・コジャック警部補(テリー・サバラス):森山周一郎
フランク・マクニール警部(ダン・フレーザー):柳生博
ボビー・クロッカー刑事(ケビン・ドブスン):津嘉山正種
スタブロス刑事(デモステネス→ジョージ・サバラス):神山卓三
リゾ刑事(ビンス・コンティ):千田光男
サーパスティン刑事(マーク・ラッセル):若本紀昭=若本規夫

ABCは1989年〜90年に「ABCミステリームービー」枠でTVムービー・シリーズ「新・刑事コジャック」 Kojak を復活させます。日本では「刑事コジャック・スペシャル/ザ・ベラルス・ファイル」と「刑事コジャック・スペシャル/幼児殺人・不倫の代償」 の2エピソードがTBSから放映されました。前者はロシア移民の連続殺人が国家機密に関わる事件を描いており、マクニール部長役のダン・フレーザーとスタブロス刑事役のジョージ・サバラスがゲスト出演しています。後者では警部補から警部に昇進したコジャックが幼児殺人事件の謎に挑みます。残りの5エピソードは未放映のままである。

CAST:
テオ・コジャック警部(テリー・サバラス):森山周一郎

サブタイトル:
01.Kojak:The Belarus File 「刑事コジャック・スペシャル/ザ・ベラルス・ファイル」
02.Kojak:The Price of Justice 「刑事コジャック・スペシャル/幼児殺人・不倫の代償」
03.Kojak:Ariana
04.Kojak:Fatal Flaw
05.Kojak:Flowers For Matty
06.Kojak:It's Always Something
07.Kojak:None So Blind

DVD&ビデオ情報:
「新・刑事コジャック/ベラリス・ファイル」
「新・刑事コジャック/虚栄の絆」
CICビクター(国内版VHS)
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刑事コジャック DVD BOX Vol.1
「刑事コジャック」 DVD BOX Vol.1(国内盤DVD)
刑事コジャック DVD BOX Vol.2
「刑事コジャック」 DVD BOX Vol.2(国内盤DVD)
刑事コジャック DVD BOX Vol.3
「刑事コジャック」 DVD BOX Vol.3(国内盤DVD)
刑事コジャック DVD BOX Vol.4
「刑事コジャック」 DVD BOX Vol.4(国内盤DVD)
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Kojak: Season One (3pc) / (Full Sub Dol...
「刑事コジャック」Season One(アメリカ盤DVD)

「刑事コジャック」シーズン1 コンプリートDVD-BOX(国内盤DVD)

2005年02月07日

番組ガイド:「モッズ特捜隊」 

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「モッズ特捜隊」The Mod Squad は、1968年からABCで放映されたポリスアクションドラマで、日本では1969年にテレビ東京で放映された。モッズ(Mod's)とは、1960年代にイギリスの労働者階級の若者たちの間で生まれた流行・風俗のこと。グループを組んで改造バイクを乗り回し、モッズルックと呼ばれる独特のファッションで身を固めた者たちをモッズ族と呼んでいた。ビバリーヒルズの裕福な家庭に生まれながら親に反抗して家を飛び出したピート(マイケル・コール)、スラム街育ちだがスラム街からもはみ出したリンカーン(クラレンス・ウィリアムズ3世)、売春婦の母親を棄て自分の生き方を模索している行動派のジュリー(ペギー・リプトン)の3人はヒッピーとなり無目的な毎日をおくっていた。ロサンジェルスは犯罪に手を染め、麻薬におぼれていく若者も多いが、若者の心理や生態は若者でなければ理解できないしつかめない。市警察のグリア警部(タイジ・アンドリュース)は自動車窃盗で捕まえたピート、ワッツ・ゲットーであげられたリンカーン、放浪罪のジュリーの3人に若者を犯罪に導く凶悪犯や麻薬ディーラーを若者の視点で捜査する嘱託刑事という仕事を与えた。"モッズ特捜隊"の誕生である。プロデューサーはアーロン・スペリングで1979年に「The Return Of The Mod Squad」が放映され、1999年にはクレア・デーンズ主演で映画版リメイク『モッズ・スクワッド』が制作されている。

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CAST:
ピート・コクラン(マイケル・コール)
リンカーン・ヘイズ(クラレンス・ウィリアムズ3世)
ジュリー・バーンズ(ペギー・リプトン):北浜晴子
アダム・グリア警部(タイジ・アンドリュース):田口計

2005年01月19日

番組ガイド:「刑事バレッタ」

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「刑事バレッタ」Baretta は、制作トラブルから「刑事トマ」を降板したトニー・ムサンテに代わって起用されたロバート・ブレイクが、トマのキャラクターでは自分には合わないと設定変更を要求して生まれた番組である。1975年〜78年まで4シーズンに渡ってABCで放映され、日本では1976年にテレビ朝日から吹替版で放映されている。スカパー開局時の1997年7月から98年2月までドラマ以外のチャンネルで34エピソードが字幕版で放映されている。

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ニューヨークの古いホテル"キング・エドワード"を改装したアパートメントの2Cにボタンオウムのフレッドと住んでいる53分署の刑事トニー・バレッタが、掃除人やヒッピー、ポン引きやホットドッグ屋などさまざまな職種に化け捜査を行う60分のポリスアクションドラマである。見どころはバレッタの変装による捜査と芸達者なオウム君(富山敬がオウムの声を吹替!)の演技ですが、ロバート・ブレークのアクが強すぎたか日本ではあまり人気が出なかった。バレッタ役を映画『冷血』『破壊!』のロバート・ブレイク、シラー役を「冒険野郎マクガイバー」のダナ・エルカーが演じている。サミー・デイビス・JRの歌う番組主題歌が評判になった。ロバート・ブレイクは2002年に2番目の奥さんを殺害した容疑その他で逮捕されている。

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CAST:
トニー・バレッタ(ロバート・ブレイク):中尾彬
フレッド(ララ):富山敬
シラー警部(ダナ・エルカー)
ビリー・トルーマン(トム・イーウェル)
情報屋ルースター(マイケル・D・ロバーツ)

ビデオ&DVD情報:
barettadvd1
Baretta: Season 1 (3pc) / (Sub)
「刑事バレッタ」第1シーズンBOXセット(アメリカ盤DVD)

2005年01月11日

番組ガイド:「ブルーサンダー」

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「ブルーサンダー」Blue Thunder は、1983年にロイ・シャイダーが主演したハイテクへリアクション映画『ブルーサンダー』に登場した"警察の武装ヘリ"という設定を生かしてパイロットエピソード [主役は超強力ヘリ Second Thunder] が制作され、1984年1月からABCでスタートし、日本ではテレビ東京から放映された60分のヘリアクションドラマである。1984年1月はCBSで「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」もスタートしておりブルーサンダーVSエアーウルフの視聴率をめぐる空中戦が展開されたが、ブルーサンダー」は残念ながら「視聴率が振るわず11エピソードで打ち切りとなっている。「西部二人組」「ロックフォードの事件メモ」のロイ・ハギンズがプロデュースを担当していたが、ハギンズらしいユニークな人物設定も見受けられずどうやら名前だけの仕事だったようである。フランス・アエロスパシアル社の"ガゼール"をベースに改造され、低音ターボシャフトエンジンを搭載し、時速320キロで飛行可能、1分間に4000発の銃弾が発射可能な20ミリエレクトリックキャノン砲,サーモグラフィックスコープ,赤外線フィルター付ビデオカメラ,マイクロコンピューターを装備したハイテク武装ヘリが"ブルーサンダー"である。ブルーサンダーはロサンゼルス市警の航空警察に基地を置いているが司法省によって監督されている。ブルーサンダーの乗組員はパイロットのフランク・チェイニーと電子メカに強いクリントン・ワンダーラブ。ローリングサンダー・チームのババとスキーは航空燃料や部品を備えた特製ヴァンに乗って地上から支援する。主役が武装ヘリである以上、犯罪者側にも相応の武装を期待したのだが、T28やF8Fベアキャット,モホーク,F86といった第二次大戦や朝鮮戦争で活躍したクラシックな軍用機が登場した。予算の問題もあるのだろうがもう少し手強い敵メカが出てきてほしかった。フランク・チェイニー役には「Cool Million」『ファイナル・カウントダウン』のジェームズ・ファレンティノ、ワンダーラブ役には「サタデー・ナイト・ライブ」のダナ・カービイ、ババ役には『ポリス・アカデミー』のババ・スミスが扮している。

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CAST:
フランク・チェイニー(ジェームズ・ファレンティノ):小川真司
クリントン・ワンダーラブ(ダナ・カービイ):水島裕
スキー(ディック・バトクス):石田太郎
ババ(ババ・スミス):筈見純
ブラドック(サンディ・マックピーク):宮内幸平
JJ(アン・クーパー):横尾まり

サブタイトル:
01.主役は超強力ヘリ
02.重火器装備!ファイアー戦闘機が銀行襲撃
03.不敵、ヘリ脱獄計画
04.急襲、砂漠の無線操縦機
05.F86ジェットvs強力ヘリ
06.ヘリ出動指令、T28戦闘機を撃墜せよ
07.ジェットヘリが乗っ取られた!緊急指令、人質救出に向かえ
08.バルカン砲が火を吹く!麻薬シンジケートと銃撃戦
09.スペースシャトルを死守せよ!恐怖の細菌兵器強奪作戦
10.マシンガン一斉乱射、敵の武器庫を壮絶大爆破
11.ロス上空、敵ヘリと壮烈アクロバット空中戦

ビデオ&DVD情報:
数エピソードが国内版VHSでリリースされている

2004年12月26日

番組ガイド:「女刑事クリスティー」

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「女刑事クリスティー」Get christie Love は、パイロット版TVムービー「血戦!地獄の特捜隊」Get christie Love! からTVシリーズとなり1974年にABCで放映、日本では1976年に日本テレビから放映された60分のポリスアクションドラマである。ロサンゼルス市警特捜部に勤務する魅力的な黒人刑事クリスティー・ラブが売春婦や歌手、宝石泥棒に扮して潜入捜査を行う姿を描いている。

CAST:
クリスティー・ラブ(テレサ・グレイブス):天地総子
マット・リードン(チャールズ・シオッフィ)
アーサー・ライアン(ジャック・ケリー)
ピート・ギャラガー(マイケル・パタキ)

ビデオ&DVD情報:
ChristieLovevhs パイロット版TVムービー(アメリカ版VHS)

2004年11月16日

番組ガイド:「潜行刑事ダン」

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「潜行刑事ダン」David Cassidy - Man Undercover は、「ポリス・ストーリー」からスピンアウトされた60分のポリスアクションドラマである。1978年11月からNBCで1シーズン=10エピソードが放映され、日本では1979年11月からテレビ東京の「土曜刑事シリーズ」枠で放映された。「人気家族パートリッジ」のデビッド・キャシディが潜行捜査班に所属する妻子持ちのダン・シェイ刑事を演じている。童顔を利用して学生や歌手を装い、大学やディスコで情報を集め、犯人グループに潜入する。潜行捜査である以上、身分を知られてはならず、相手の信用を得るため止むを得ず犯罪を犯す状況に追い込まれることもある。このあたりの駆け引きやスリルが見所である。番組の主題歌はデビッド・キャシディが作詞作曲して自身が歌っている。

CAST:
ダン・シェイ刑事(デビッド・キャシディ):石丸博也
アブラム部長刑事(サイモン・オークランド):宮川洋一
ジョーアン・シェイ(ウェンディ・ラスラッター)
シンディ・シェイ(エリザベス・リデン)

番組ガイド:「鬼刑事マディガン」

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「鬼刑事マディガン」 Madigan は、リチャード・ウィドマークが1968年に主演した映画『刑事マディガン』の主人公を借りて、1972年9月からNBCの「水曜ミステリムービー」枠で1シーズン=6エピソードが放映された90分のポリスアクションドラマである。日本では1979年9月にテレビ東京の「土曜刑事シリーズ」枠で放映された。映画と同じくリチャード・ウィドマークがダニエル・マディガン刑事を演じている。マディガンはマンハッタン10分署の敏腕刑事で、彼の一匹狼的な捜査方法は上層部には認められず、部下には親しまれない。犯人を逮捕するために非情と思われるハードなやり方もするが、実は人間味もある心やさしい男である。ロンドン、リスボンなど事件を追って海外へ赴くエピソードがある。

CAST:
ダニエル・マディガン刑事(リチャード・ウィドマーク)

2004年09月20日

番組ガイド:「ギデオン警部 非情の街」「ハードボイルド 非情の街」

gideon001.jpg ←ジョン・グレグソン

西部劇でおなじみのジョン・フォード監督には唯一のミステリ映画がある。1959年にイギリスで撮影した『ギデオン』である。J・J・マリックによる警察小説の名作[ギデオンの一日]の映画化で少女殺し、麻薬、現金強奪と次々と発生する事件に対処するロンドン警視庁のギデオン警視の多忙な一日を描いている。適度なユーモアとアクションの見せ場もあり英米では評判になったが、ギデオンものの翻訳自体が出ていなかった日本では興行的に問題ありと判断した映画会社がオクラ入りにしたのである。その後、関係者の尽力もあって1977年になって初めて公開された。したがって日本での知名度は低いが[87分署]や[マルティン・ペック]など警察小説のに先駆けとなる作品である。1964年に「電撃スパイ作戦」のモンティ・バーマンと「セイント」のロバート・S・ベイカーがプロデュースし、ITCが制作したのが「ギデオン警部 非情の街」 Gideon's Way である。イギリスではATVから放映され、アメリカでは Gideon CID のタイトルでシンジケーション局で放映された。日本では1969年にテレビ東京から全26話が放映された60分のポリスアクションドラマで「ハードボイルド 非情の街」の別題もある。ロンドン警視庁犯罪捜査部(CID)部長であるギデオン警視とキーン主任警視がドイツ大統領爆殺計画やストレンジウェイ刑務所脱獄事件などの難事件に挑んでいく物語で、原作同様にギデオンと妻ケイトとの夫婦愛も並行して描いています。モンティ・バーマンとロバート・S・ベイカーのその後の作品群に比べると地味なつくりではありますが、イギリスのポリスアクションドラマを語る上ではずせない番組といえます。

CAST:
ギデオン警視(ジョン・グレグソン)
デビッド・キーン主任警視(アレキサンダー・ダビオン)

2004年08月22日

番組ガイド:「ポリスストーリー」

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「ポリスストーリー」 Police Story は、[センチュリアン][ブルーナイト]の2冊の警察小説を発表した元ロサンゼルス警察の警官ジョゼフ・ウォンボーがクリエイターをつとめた60分のポリスアクション・アンソロジーである。1973年に放映された前後編のパイロットフィルム「Slow Boy」の好評からTVシリーズ化され、同年9月からNBCで6シーズン放映された。日本では第1シーズンの前後編エピソード「Police Story : Countdown」が「ロサンゼルス警察/マフィアからの挑戦」の題名でフジテレビ「ゴールデン洋画劇場」枠で先行放映され、1976年4月から同局でレギュラー放映された。ロサンゼルス警察を舞台に私服刑事,制服警官,パトカー警官,白バイ警官,狙撃隊員,潜入刑事,パトロール巡査など様々なポジションの警官の物語が展開する。好評で番組に再登場したトニー・ロ・ビアンコとドン・メレディスの刑事コンビやスピンオフされた番組(アンジー・ディッキンソンの「女刑事ペパー」ロイド・ブリッジスの「警官フォレスター」デビッド・キャシディの「潜行刑事ダン」)もある。ゲスト出演者もビック・モロー,エドワード・アズナー,ジェームズ・ファレンティノ,ジョージ・マハリス,ヒュー・オブライアン,ラリー・ウィルコックス,スチュワート・ホイットマン,ゲリー・コンウェイ,マイケル・アンサラ,ジョン・サクソン,カート・ラッセル,クリストファー・ジョージ,ダレン・マクギャビンなどTVスター名鑑の趣である。プロデューサーはスティーブ・ガーバーでコロンビアTVが制作したポリスアクションドラマの代表作である。「ザ・ポリス」の題名でわずか5話のみ制作された第6シーズンがビデオリリースされている。

DVD&ビデオ情報:
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「ザ・ポリス/警官殺し」出演:ケン・オリン (廃版)
「ザ・ポリス/上官指令」出演:ジャック・ウォーデン (廃版)
「ザ・ポリス/銃声」出演:ロバート・コンラッド (廃版)
「ザ・ポリス/隠れ家」出演:ブライアン・マクナマラ (廃版)
「ザ・ポリス/選択の刻」出演:リンゼイ・ワグナー (廃版)

2004年08月15日

番組ガイド:「特捜刑事サム」

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「特捜刑事サム」The Felony Squad は、1966年からABCで、日本では1967年にMBSで放映され、第2シーズンは「逃亡地帯・犯人を追え!」と改題された。ロサンゼルスを舞台に部長刑事サム・ストーンと部下の若い刑事ジム・ブリッグス、ブリッグスの父親で巡査のダン・ブリッグスの3人が犯罪捜査にあたる姿をベテラン刑事と若手刑事の対比、父と子の交流を中心に描いた30分のポリスアクションドラマである。サム・ストーン部長刑事にベテランのハワード・ダフ、ジム・ブリッグス刑事に「痛快!自動車野郎」「華麗なる世界」のデニス・コールが扮している。

CAST:
サム・ストーン部長刑事(ハワード・ダフ)
ジム・ブリッグス刑事(デニス・コール)
ダン・ブリッグス巡査(ベン・アレキサンダー)

2004年08月03日

番組ガイド:「ロンドン特捜隊スウィーニー」





「ロンドン特捜隊スウィーニー」The Sweeney は、1975年からITVで4シーズン放映され、日本では1977年にテレビ朝日から放映されました。特別機動隊(The Flying Squad)はロンドン警視庁犯罪捜査部(CID)の一部門であり、ロンドン首都警察の一部でもあります。警察署の管轄を越えて活動できることからロンドン子から"Sweeney Todd Flying Squad"とか"Sweeney"と呼ばれました。特別機動隊は武装強盗および同様の犯罪を防ぐための高速運転訓練を受けた優秀な警官から構成されます。このドラマは特別機動隊のジャック・リーガン警部とジョージ・カーター巡査部長が武装強盗犯や凶悪犯と対決する姿を描いた60分のポリスアクションドラマです。「ロンドン警視庁特捜部」よりカーチェイスや銃撃戦も増え、暴力描写もエスカレートしています。リーガン警部とカーター巡査部長のキャラクターが面白く、ハスキンス部長とのからみは絶妙です。ハードな中にユーモアを盛り込んだ脚本もすばらしく映画版が2本制作されています。ジョン・ソウは「モース警部」シリーズでもおなじみです。



CAST:
ジャック・リーガン警部(ジョン・ソウ):富田耕生
ジョージ・カーター巡査部長(デニス・ウォーターマン):伊武雅刀
フランク・ハスキンス部長(ガーフィールド・モーガン):岸野一彦

ビデオ&DVD&CD情報:
 ←「ロンドン特捜隊」(国内版VHS)廃版
 ←Sweeney, The - The Complete Series 1 (イギリス盤DVD)
  ←The Sweeney - The Complete Series 2 (イギリス盤DVD)
  ←Sweeney, The - The Complete Series 3(イギリス盤DVD)
  ←Sweeney Double Feature, The - The Sweeney 1 / The Sweeney 2 [1976] (イギリス盤DVD)
 ←Music of the Sweeney(サウンドトラックCD)

2004年08月02日

番組ガイド:「女刑事レディ・ブルー」

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「女刑事レディ・ブルー」Lady Blue は、1985年にABCから放映され、日本ではテレビ朝日系「日曜洋画劇場」枠でパイロット版TVムービーとTVシリーズのエピソード2本立てが6回放映された60分のポリスアクションドラマである。シカゴ市警の殺人課で"ダーティハリエット"と仇名される女刑事ケイティ・マホニーが身体を張って犯罪者を追いつめていく物語。マホニー役を映画『タイトロープ』のジェミー・ローズ、マクニコルス警部補役を『レオン』のダニー・アイエロが演じている。

CAST:
ケイティ・マホニー刑事(ジェミー・ローズ):戸田恵子
マクニコルス警部補(ダニー・アイエロ):石田太郎

2004年07月30日

番組ガイド:「ロンドン警視庁マーチ大佐」

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「ロンドン警視庁マーチ大佐」Colonel March of Scotland Yard は、ジョン・ディクスン・カーが創造した名探偵マーチ大佐が"不可能な犯罪"に挑む30分ミステリドラマで、1954年にITVで放映されている。マーチ大佐はロンドン警視庁のD3課、別名"不可能犯罪捜査課"に所属し、常識では考えられない異常な事件や奇怪な事件を専門に捜査します。例えば、ある男が窓越しに向かいの建物を眺めていると、テーブルだけが置かれた何もない部屋で、手袋がピストルを握って老人を射殺するのを目撃した。果たして透明人間の仕業なのか?男が慌てて現場に駆けつけてみるが死体は影も形もなかった[The New Invisible Man]や別荘の持主には銀行から奪った金を隠しているという疑惑がかかっていた。"金を目撃した"との証言で警察が別荘の捜査に踏みきったが、金を移す機会はなかったにも関わらず、金は忽然と消え失せていた[Hot Money] など"不可能な犯罪"をマーチ大佐がを次々に解明する。映画『フランケンシュタイン』や「スリラー」でおなじみのボリス・カーロフがマーチ大佐に扮しています。原作では"赤毛の大きな頭、ソバカスだらけの顔、肥満で温厚そうな男、体重は238ポンド、火皿の大きなパイプ、テントのような大きなレインコートを愛用する"となっていますが、カーロフは左目にパッチ(眼帯)を着けたオリジナルなマーチ像を演じています。この番組は1996年のスカパー開局時に"ドラマ以外のチャンネル"で字幕スーパー版で初放映されました。同じチャンネルでは「透明人間」「ミスター・ラッキー(ついてる男)」「ピーター・ガン」「刑事バレッタ」なども放送されました。スカパーの加入者も少ない時期であり、情報誌はありましたが特に番組の宣伝もしてなかったからご存知ない方が多いと思います。

CAST:
パーシバル・マーチ大佐(ボリス・カーロフ)
ゴードン警視(エリック・ポールマン)
アイムズ警視(イワン・ウィリアム)

Episode List
01. The Sorcerer
02. Present Tense
03. At Night All Cats Are Grey
04. The Abominable Snowman
05. The Headless Hat
06. The Second Mona Lisa
07. Death in Inner Space
08. The Talking Head
09. The Devil Sells His Soul
10. Murder Is Permanent
11. The Silent Vow
12. Death and the Other Monkey
13. The Stolen Crime
14.The SIlver Curtain
15. Error at Daybreak
16. Hot Money
17. The Missing Link
18. The Misguided Missal
19. The Deadly Gift
20. The Case of the Lively Ghost
21.Death in the Dressing Room
22.The New Invisible Man
23. Passage at Arms
24. The Invisible Knife
25. The Case of the Kidnapped Poodle
26. Strange Event at Roman Fall

DVD&ビデオ情報:
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Cauldron Of Blood / Colonel March Of Scotland Yard
「ロンドン警視庁マーチ大佐」(イギリス盤DVD)

2004年07月27日

番組ガイド:「刑事トマ」

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「刑事トマ」Toma は、1973〜74年にABCで放映され、日本では1975年に日本テレビ系で放映されたポリスアクションドラマである。ニュージャージー州ニューアーク警察に実在するデビッド・トマ刑事は、変装による潜入捜査が得意であり、機敏な行動力と捜査法で検挙率も高く全米でも有名な警官となりました。ベストセラーとなった自伝と本人への取材をベースにパイロット版TVムービー「シシリアン・コネクション」が制作され、その後TVシリーズ化されたものです。映画『ある戦慄』『ベニスの愛』のトニー・ムサンテ演じるトマ刑事は掃除婦,ホームレス,電話修理屋,ポン引き,売人などあらゆる職業の人物に変装して犯罪捜査を行います。家にはいつも心配そうな最愛の妻のパティと可愛い子供たちジミーとドナが彼を待っています。実在の人物のドラマ化であってもテレビ用の脚色が当然必要なのですが、トマ本人からシナリオや演技への注文が多く、制作側でもトラブルが発生し、最終的にトニー・ムサンテが番組を降りてしまいます。後任のトマ役に抜擢されたのが映画『冷血』『破壊!』のロバート・ブレイクですが、トニー・ムサンテのイメージが強すぎるので代役ではなく自分に合ったキャラへの設定変更を要求しました。その結果、オウムがペットの変装が得意な「刑事バレッタ」が誕生します。

CAST:
デビッド・トマ(トニー・ムサンテ):青野武(パイロット版TVムービーでは橋本功)
バティ・トマ(スーザン・ストラスバーグ):上田みゆき
スプーナー警部(サイモン・オークランド)

2004年06月24日

番組ガイド:「刑事デルベッキオ」 

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「刑事デルベッキオ」Delvecchio は、1976年にCBSで放映され、日本では1980年にTBSで放映された60分のポリスアクションドラマである。スティーブン・ボチコの制作でロサンジェルス市警ワシントンハイツ署のデルベッキオ刑事が、相棒のショーンスキー刑事と共に身体を張って犯罪に挑んでいく硬派な刑事ものである。コロンボやトマ、バレッタと同じく、彼もまたイタリア系で家族を大切にしている。彼にとって父親トーマソの理髪店で冗談を云ってる時が天国、何回も落ちている昇進試験の勉強をしている時が地獄である。デルベッキオには映画『普通の人々』のジャド・ハーシュが扮しており、彼は同時期にコメディ「Taxi」にも出演していた。

CAST:
ドミニク・デルベッキオ巡査部長(ジャド・ハーシュ):近藤洋介
ポール・ショーンスキー巡査部長(チャールズ・ヘード):玄田哲章
マキャバン警部補(マイケル・コンラッド):石田太郎
トーマソ・デルベッキオ(マリオ・ガルロ):八奈見乗児

2004年06月20日

番組ガイド:「保安官サム・ケイド」 

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「保安官サム・ケイド」Cade's County は、1971年にCBSで放映され、日本では1974年に日本テレビで放映された。メキシコ国境に近いマドリッド郡は、山あり谷あり、草原や砂漠もある美しい土地であるが、メキシコ国境に近いこともあって大小の犯罪事件が発生する土地でもある。この番組は、マドリッド郡で生まれ育った保安官サム・ケイドが、4WDを走らせ、馬を駆って犯罪捜査にあたる姿を描いた60分のポリスドラマ、というよりモダンウェスタンである。マドリッド郡保安官事務所にはベテランのジャクソン,理論派のアルロ,行動派のメキシカン=ルディがいて、ケイド保安官をバックアップする。ケイド保安官に大物映画俳優のグレン・フォードが扮し、貫禄の演技を見せている。ヘンリー・マンシーニが作曲したテーマ曲が心地よい。

CAST:
サム・ケイド保安官(グレン・フォード)
J・J・ジャクソン保安官助手(エドガー・ブキャナン)
アリオ・プリチャード保安官助手(テイラー・ラーチャー)
ルディ・ダヴィロ保安官助手(ヴィクター・キャンポス) 

2004年06月14日

番組ガイド:「ハイウェイパトロール」

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「ハイウェイパトロール」Highway Patrol は、1955年にシンジケーション局で放映され、日本では1956年にNHKで放映された。カリフォルニアのフリーウェイを管轄するカリフォルニア・ハイウェイパトロールは、スピード違反や盗難車の取締りだけを行っているわけではない。指名手配犯や密輸業者、誘拐犯などの犯罪者を追跡するのも仕事である。ダン・マシューズ隊長がパトカーで現場に急行しながら、無線で的確な指示を出し捜査網を敷いていく。ヘリを使った機動捜査で犯罪者を追いつめていく過程が描かれる。タフで頭がきれ、頼りになるダン隊長役にアカデミー賞俳優ブロドリック・クロフォードが扮し、貫禄の演技で人気があったTV初期のポリスアクションドラマである。

CAST:
ダン・マシューズ隊長(ブロドリック・クロフォード)

DVD&ビデオ情報:
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「TV Classics - Richard Diamond, Private Detective/ Highway Patrol/ Boston Blackie」
「名探偵ダイヤモンド/ハイウェイパトロール」(アメリカ盤DVD)

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